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ファッションとエンターテインメントについてふわふわ語る

ふぉ〜ゆ〜「ENTA!3」レポ、新曲3曲がめっちゃふぉ〜ゆ〜だった

ふぉ〜ゆ〜の「ENTA!3」こと、「ENTA!3 4U. Zeppin de SHOW」の東京公演に行ってきましたレポを書きます。お台場!Zepp DiverCity Tokyo!「ENTA!」も今年で3年目になるとは…2020年いろいろあったけど、無事「ENTA!3」が開催、そして開幕されて良かったなあとしみじみ思います。レポというか多分今回も気持ちブログです。

 

ふぉ〜ゆ〜「ENTA!3」レポ

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すっかりふぉ〜ゆ〜の恒例行事となった「ENTA!」。今年の「ENTA!3」は情勢も鑑みてオンライン配信もアーカイブ付きで行われるなど、まじでふぉ〜ゆ〜ファンとしてはありがたかった。至れり尽くせり。

グッズも凝ったの作ってくれたし(ベルベットタッチのマスク)。ゴールドカラーで結構衝撃的だったけど、こっしーがつけて見せてくれたの見ると結構かわいいと思った。

パンフレットもアイドルふぉ〜ゆ〜のナイスな写真尽くしでめちゃよいし。松崎くんにウサギのふわもこルームウェアをチョイスしてくださったの、とてもとてもありがとうございます…。ふぉ〜ゆ〜それぞれのキャラに合ったパジャマ?部屋着?を着ていて、福ちゃんはチェックの上下、辰巳くんはピンクのスウェットにヒョウ柄パンツ、こっしーはツルッとしてそうなパジャマに赤のガウン。私服か?と思うぐらいしっくりきている。松崎くんのうさ耳はファンタジーだけど、ファンタジーとしてしっくりきすぎていて「ほほう…」って言ってしまった。とてもナイスです。

あとパンフレットの中に、ふぉ〜ゆ〜各々のステイホーム中の1日の過ごし方が手書きで書いてあるんですが、個性出てるな〜〜〜と思ってニヤニヤした。辰巳くんと福ちゃんのスケジュールにしっかりビールが登場していて、本当にビール好きだな〜と思ってほっこり。私もビール大好き。あと辰巳くんしっかり時間確保して英語勉強していて超えらいので私もサボらず勉強せねば、という気持ちになった。

初披露の新曲 ENTA for you / Fight Song / そばにBuddy

今回の「ENTA!3」で初披露となる3曲の新曲。聞いた瞬間から思ったけど、これは全部ふぉ〜ゆ〜のストーリーだなあと思って、それがとても良かったです。

ふぉ〜ゆ〜がこういう姿勢でステージに立ってる、こういう思いで今目の前に立って歌ってるんだ、というメッセージがそれぞれの曲に込められている気がして。その名の通り、ふぉ〜ゆ〜は「For you」であり、あなたのために歌って踊って、今までも色々やってきたんだ、というメッセージが見えてきた。

 「ENTA for you」は、曲中にE・N・T・Aのポーズをそれぞれ1人ずつするところが好き。ノリで言うと「GACHI×4」に近い曲で、ライブ映えする。声を出していい時代がまた来たらコール&レスポンスで盛り上がれると思う。

「Fight Song」を聞いていると、ふぉ〜ゆ〜は今までも戦ってきたし、これからも色々なものと戦いながら、ふぉ〜ゆ〜の道を突き進んでいくのかな、と言う思いが湧き上がってきた。曲調は明るいけどゆったりしていて、夕方の広い道を歩きながら聞きたくなる感じの曲。

堂島孝平さん提供の「そばにBuddy」は軽快なエレキサウンドのロック。突き抜けた感じがポップで楽しく、「めっちゃふぉ〜ゆ〜だねこの曲?!」となった。ふぉ〜ゆ〜も突き抜けた感じがポップで楽しいグループなので…。堂島Pはふぉ〜ゆ〜といいKinKi Kidsといい、なぜこんなにもジャストフィットな曲を提供してくださるんだ…。A.B.C-Zの「Black Sugar」も堂島さんだよね?!?!堂島さん本当にナイスすぎるな…。

ちなみに「そばにBuddy」間奏部分で、ふぉ〜ゆ〜のレギュラーラジオ「ぴたラジ」のオープニングみたいな掛け合い(?)があり、私が行った時は「好きなパスタは?」だった。

それぞれの好きなパスタは、こっしー:カルボナーラ、福ちゃん:ボンゴレビアンコ、辰巳くん:ナポリタン、松崎くん:ゴルゴンゾーラ(私にはゴルゴンゾーーーール!って聞こえた、グリフィンドール!的な感じの)

ゴルゴンゾーラって言った後、松崎くんが歌ってる福ちゃんに素で話しかけていて、わちゃわちゃしていた。その後のMCでゴルゴンゾーラってパスタなの?って辰巳くんから突っ込まれていた。

「どしゃぶりヒーロー」に始まったふぉ〜ゆ〜のオリジナル曲もだいぶ増えてきたね。ふぉ〜ゆ〜自身も言ってたけど、今回の「ENTA!3」、本編最後の「何度でも」をのぞいて全てふぉ〜ゆ〜のオリジナル曲で構成されていて、ついにこんな日が来たんだと思ったらすごい嬉しかった。

日本一さん、いらっしゃ〜い

毎回ゲストを迎えてのトークショーを行ってきたふぉ〜ゆ〜の「ENTA!」ですが、今年はゲストを呼ばずに、メンバーの1人がゲストに扮して登場する形式でトークショーが行われました。私が入った回ではくじ引きで松崎くんが「日本一さん」になることに。松崎くんが扮したのは、"日本一クセの強い喋り方のテレビプロデューサー"のごんたかしさんだった。ごんたかしさん、というネーミングをその場で思いつくマツすごいな。あらためて。クリスマスカラーの衣装で、上着をプロデューサー巻きしてた。ところでプロデューサー巻きしてるプロデューサーって本当にいたのだろうか。

ちょっと要素が多すぎて私の記憶力ではディテールがすでに飛んでるのですが、とにかくずっと爆笑してました。ごんたかしさんの喋り方のクセが弱くなったり強くなったりするところとか、手でキツネを作って「ゴンゴン」ってやったりするところなどにぶっつけのリアルさを感じた。ちょいちょい会話の中に「ゴンゴン」を挟んでくるので、ちょっと「23階の笑い」のマックス・プリンスの「チョメチョメ」を思い出すなどした。

ふぉ〜ゆ〜コント「仁義なきソーシャルディスタンス」

コント「仁義なきソーシャルディスタンス」は、このコロナ禍の煽りを受けたとある任侠の皆さんが登場するコント。資金源に困った任侠の皆さんがどうやりくりしていくかを思案している。配役は、

辰巳雄大くん:舎弟
福田悠太くん:兄貴
越岡裕貴くん:お嬢さん
松崎祐介くん:姐さん(お嬢さんの母)

福ちゃん演じる兄貴が、いかにもな緑色のスーツをきているんですがめっっっっちゃ似合っていて、一瞬「え?めっちゃ似合ってるが?」と混乱した。緑色の木目柄のスーツに、サイケな柄シャツを合わせていて、見方によっては渋谷系に見えるセットアップ。コントの中で、辰巳くん演じる舎弟が「新しいスーツですか〜〜??」って言って兄貴といちゃつきだすのですが、納得せざるをえない。杯を交わした兄貴があのスーツをきていてめちゃめちゃ似合ってたら言及せざるを得ないしベタ褒めしたくなる。舎弟、気持ちわかるよ。

私が見たときはサングラスかけてたけど、配信では滝廉太郎みたいなメガネをかけていて、もはや派手な芸術家みたいになっているのもまた良かった。

兄貴はソーシャルディスタンスを重視していて、ディスタンスを脅かされそうになるとアルコールを吹きかけてくる。もしくはEndless SHOCK仕込みの殺陣スキルを発揮して日本刀をぶん回したり、ピストルを突きつけてきたりする。あと何かと「そお↑〜しゃる〜〜〜〜!!!」って言ってくる。「ソシャディ」が口癖。ソシャディやがって…。

舎弟の辰巳くんは紫の柄スウェット上下に、数珠みたいなネックレス、赤い靴下、赤い漢字ロゴのTシャツ。辰巳くんも似合っているというか、着こなしてるな?と思った。私服感すらある。

最初リモートで睨みをきかせつつ取り立てを行う舎弟、という場面があるのですが、1ミリも怖くないどころかどちらかというと親しみやすいアルバイトのお兄さんみたいになってた。かわいかったです。あと「そ〜しゃる〜!」って兄貴から言われないと何かとどんどん兄貴に近づいていっちゃうのかわいいかよ…。

こっしーのお嬢さんは、三つ編みにブレザーの制服を着た高校生。きゃぴきゃぴしてる。違う日の公演で三つ編みがショートカットになってた。両親だけでなく、兄貴や舎弟からも大事にされてきたであろう、底知れぬお嬢さん感が良かった。さすがノーブルな越岡さんや。お嬢さんが出てきた瞬間ごくせんを思い出し、「ドラマ化できるじゃん、これ…」と思ってしまった。

マツの姐さん、ぴったりだった。ぴったり。松崎くんのあの、突飛なキャラクターを自分のものにする感じなんなんだろうね?天才?結い上げたカツラも似合ってるし和服も似合ってるし、マダム感もめっちゃ似合っていた。姐さんの不敵な笑みを浮かべる感じがドンピシャで好きだった。

ストーリーに話を戻すと、資金源の打開策としてこの日は「夫婦喧嘩の仲裁屋」をやることに。福ちゃん→夫、こっしー→妻、辰巳くん→子で、マツが仲裁屋という設定だったのですが、辰巳くんの赤ちゃんぶりが凄まじく赤ちゃんで、私は母の気持ちになりました(?)。大人の行動と関係なしに我が道を行く感じがリアルに赤ちゃんだったし、きゅるんってしてた。さっきまでリモートでオラついてた(オラつこうとしてた)のに一瞬で赤ちゃんになるなんて恐ろしい子……。

なんやかんやあって最後、仲裁屋のマツが仲裁というか家族全員を倒してしまい仲裁屋はできないね…ということに。

ここで、実は舎弟がダンスサークル出身、兄貴がジャニーズ事務所出身、姐さんがおニャン子クラブ出身で、お嬢さんもダンスがうまいので、仲裁屋よりもアイドルになるのが良いんじゃないか、という結論に落ち着き、そのまま「どしゃぶりヒーロー」に突入。仁義なきどしゃぶりヒーローかなり良かった。

「仁義なきソーシャルディスタンス」のキャラクター設定で継続してコント作って欲しいな〜。キャラクターがとてもぴったりだったのと、より作り込んで色んなストーリーに派生できそうな感じがする。

チャレンジコーナー:叩いてかぶってジャンケンポン

叩いてかぶってジャンケンポンってこんなに笑えるゲームだったっけ?と思ったくらい笑った。こっしーのたたき方が、後頭部を狙う感じで頭を逃さないたたき方なのがツボでした。あとBGMが徒競走の音楽だったんですが、叩いてかぶってジャンケンポンそっちのけでおもむろに踊り出す4人がまじでふぉ〜ゆ〜だなと思った。あと白熱しすぎてヘルメットが舞台から落ちてました。

「ENTA!」本編最後はドリカム「何度でも」

本編を締めくくるナンバーはDREAMS COME TRUEの「何度でも」でした。「ENTA!」で聞く「何度でも」は、ドリカムの「何度でも」とも今まで友達がカラオケで歌っている「何度でも」とも聞こえ方が違って、ふぉ〜ゆ〜の「何度でも」だった。

なんか、新曲もそうなんだけど、ふぉ〜ゆ〜の軸がよりくっきり見えたような気がして。悔しくても悲しくても立ち上がること、10001回目を信じること、そこにふぉ〜ゆ〜の今までとこれからが詰まっているように思えた。

アンコールは「Everything 4 You」「Thank you for your love」

アンコールで1人出てきた松崎くん。サングラスをかけて登場したのですが、「なぜ僕がサングラスをしているんだと思いますか?目が見たいですよね?それはね…だってここにいるみんな、配信を見ているみんなの笑顔がすっげー眩しいから(ニヤニヤ)」と言っていてもはや安定感(?)があって良かったです。

ゆるっとマツ→「Everything 4 You」という流れを見て、1回ウケでオチをつけてから「Everything 4 You」を始めるとより楽曲のかっこよさが際立つね?と思った。

2019年「ふゆパラ」の、「本日は、King & Prince公演にお越しいただき〜(うろ覚え)」フェイントアナウンスからの「Everything 4 You」も結構グッとくるものがあった。

でもやはりZeppの空気感と、あの「Everything 4 You」のイントロと、ふぉ〜ゆ〜4人横並びで踊る様子を見ていると毎回新鮮に感動してしまう。何回でも言うけど、毎回初めて聞いたときのことを思い出す。あと4人で向かい合って歌うところとか、アウトロとか、中盤のもはや恒例になった松崎くんの半拍くらい早めに入る「For you」とか、エモーショナル要素が多過ぎて、聞くたびに「うわ〜〜んふぉ〜ゆ〜大好き〜〜〜〜〜」という気持ちになる。堂島さん本当いい曲作ってくれてありがとう……。

ちなみに、「Everything 4 You」に限らず「Scandalous」とか「Haunted House」とかもそうなんだけど、やっぱりライブ見るたびに歌も踊りもより魅力的になっていて。「Scandalous」はフラッシュの振りのところで追われてる感というか、スキャンダラス感が増してるような気がするし、「Haunted House」は“ゴースト出てきそうな夜”感が増してるような気がしたんですよね。余談ですが「Haunted House」の「怖がらずにSteppin'〜」のところの福ちゃんのダンスの感じが好きすぎるということに、この「ENTA!3」で気付いた。

 最後を締めくくったのは「Thank you for your love」。「Everything 4 You」で若干放心状態になっていたのですが、「Thank you for your love」歌ってるときのふぉ〜ゆ〜本当にいい表情するよね…。感動した映画のエンドロールで、めちゃめちゃエモな映像出てきた時みたいな気持ちになった…(?)。なんか「Thank you for your love」歌ってる時ふぉ〜ゆ〜みんなキラキラしてるんだよね…、キラキラしてるけど、こう「圧倒!シャンデリア!」みたいな感じではなく、色々な光を反射したキラキラで客席を包み込む感じ。「Thank you for your love」は、ふわっとしみじみふぉ〜ゆ〜のファンになれて良かったなあ、と思う曲だったりする。

www.oricon.co.jp

 

「ENTA!3」東京公演のお披露目会見のレポートで、ふぉ〜ゆ〜から「CDデビュー」に触れていて、しかも来年の目標とまで言っているので、「これはふぉ〜ゆ〜CDデビュー期待していいの…??」とドキドキした。

でも、正直こんなにいい曲たくさん持ってるんだからCDとして形に残した方がいいと思う。お蔵入りさせたくない。ふぉ〜ゆ〜!!!CDデビューしよ!してください!しましょうLet's go!!!

「ENTA!」公式Twitter、ありがたい。

「ENTA!」公式Twitterはありがたい存在で、公演決定した段階から随時こまめに情報解禁してくれていた。なんなら配信決定の情報は、詳細が公式リリースアウトされる前にちょいちょい情報を出してくれて、期待感もどんどん高まるしありがたかった。

リハ情報やお弁当情報、舞台裏情報などもこまめに流してくれて、「ENTA!」アカウントの中の人、ふぉ〜ゆ〜愛に溢れているなあと思う。ふぉ〜ゆ〜がうなぎ食べたり、おいしいお魚弁当食べたりしてるって知るだけでファンは嬉しいんですよ……みんなおいしいものを食べてほしい。

あと「ENTA!」のアルファベットもしくは「!3」プリントのロングTシャツグッズ化してください、めっちゃかわいい。

 「ENTA!3」横浜・東京公演を配信

「ENTA!3」配信とってもありがたかった!自分が行けない公演を見られて嬉しいし、毎回違うことやってるのを比較しながら見られるのも楽しかった。一方で、購入は自分のキャパとの相談が必要で、全部見たい気持ちはもちろんあるんだけど配信期限までに全て見られる自信がなく、本数を絞って購入した。アーカイブは3日くらいしか見ることができなかったので、意外に早く期限がきてしまう。

同じくリアルタイム・アーカイブ配信していた「放課後の厨房男子」もリアタイできなかった分は意外に焦って見る必要があった。もちろん全部見たけど、会社の昼休憩時間フルに使って見るなどやや慌ただしかったので、「オンライン配信は余裕ぶっこいてる間に時間との戦いになる」というのは今年得た学びでした。

でもコンテンツ供給が多いなんて嬉しいことだよね。自分が行った公演の配信もおさらいで購入したけど、現場で見えてこなかったところが見られてとても良かったです。

ところで「放課後の厨房男子」も「ENTA!3」も永久保存版にして販売していただけないものだろうか。時間かかっても良いから…。何なら「ENTA! ふぉ〜ゆ〜コント総集編」とかでもいいから…!!

まとめ:ふぉ〜ゆ〜「ENTA!」最高

話が飛び飛びで恐縮ですが、私は辰巳くんが「Everything 4 You」の曲中で「ふぉ〜ゆ〜を見つけてくれて、出会ってくれてありがとう」って言ってくれたことがすごく印象に残っていて。私は、自分がふぉ〜ゆ〜を見つけたのではなく、ふぉ〜ゆ〜が目の前に現れてくれたから出会えたんだと思ってます。だから私としては「ふぉ〜ゆ〜、ふぉ〜ゆ〜でいてくれてありがとう」なんですよ。

そして、最後の挨拶では「いつまでもステージに立ち続けます」って言ってくれたのが本当に嬉しかった。

ふぉ〜ゆ〜がステージに立ってくれることだって当たり前じゃないんだ、ということは常々思っていて、様々な事情でファンとアイドルという関係性を持続できないこともある。

だって、不可抗力的なことじゃなくても、ステージじゃないところを彼ら自身が選ぶ可能性だって全然あるわけで。仮にそういう日が来ても全然不自然じゃない、そういう覚悟はうっすら持っているつもりなんだけど、でも辰巳くんが言葉ではっきり「ステージに立ち続けます」って言ってくれて、ものすごく安心している自分がいた。私はふぉ〜ゆ〜に彼らの意思でステージに立っていてほしいし、それを応援したい。そしてこれからもふぉ〜ゆ〜のステージをたくさん見ることができればいいな、と思います。

昨今の情勢とか、色々なニュースに触れて、ふぉ〜ゆ〜がふぉ〜ゆ〜でいてくれること、ステージに立ってくれることが自分にとってどれだけありがたくて、かけがえのないものなのか改めて実感したような気がした。また、色々なふぉ〜ゆ〜を見てきた中で、「ENTA!」で見るふぉ〜ゆ〜が一番好きだなあ、と今年も思ったのでした。

追記:ふぉ〜ゆ〜「ENTA!3」YouTube進出〜〜〜!!!!おめでとう!

ふぉ~ゆ~『ENTA!3』 4U. Zepp in de SHOW 東京公演【4U.『ENTA!3』 4U. Zepp in de SHOW TOKYO(Live Digest)】 - YouTube

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「ふぉ〜ゆ〜はかっこいい」を見たふゆパラ2020

ふぉ〜ゆ〜のふゆパラ、行ってきました。っていうかもう終わったなんて信じられないんだけど?あっという間だった。確かに自分も東京国際フォーラムのホールCにいたはず、ふぉ〜ゆ〜の4人をめっちゃめちゃ久々に目の当たりにしたはずなんだけどあまりに瞬間的で、終わってしまうのが悲しいとか考える暇もないくらいにあっという間で、そのまま、そのまま終わってしまった。

ふゆパラの各種レポなどをツイッターで漁っていると、一言一句そのまま!みたいな完璧なレポがほぼほぼ終演後そのままの熱気とともに流れてくる。すごい。本当にすごい、私は何度もそのレポを読みながら自分のふゆパラを反芻する。これはああだった、セットリストはこうだった、あれはここがよかった……そう、私自身は終わった瞬間に真っ白になっていた。満ち足りた気分があっただけ。それがとてもよかった。こんな気分になるのいつぶりなんだろう。

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しかし記憶力な〜!!もう少し記憶してたいんだけどな〜〜〜!!「あれ、私あの場にいたかな」となるレベルでディテールぶっ飛んでるんだよな。頼りにしてるラインライブさんがふゆパラから3曲配信してくれたの、まじでありがたすぎる……。新曲の「Haunted House」とか、「これ新曲?!良い曲だけど私が知らんだけ?!」とか考えてたらあっという間に終わっていて「なんか良くて好きな曲」みたいな記憶しかなかったので……。私には気持ちしか残されてない、でかくて形のない気持ちを書くしかない……。

 

 

  

”魅せる”を重視したふゆパラ2020

コンサート開催そのものが危ぶまれるような時代の中で、どうしたら開催できるのか?といったところと、さらにどうしたら楽しくなるのか?ということの2つが実に配慮されていたな、というのを感じて嬉しかった。「GACHI×4」の「ふゆパラ」コール&レスポンスは出来る限りの小さい声で!という異例のC&Rになっててウケたし、冒頭のたたみかけるようなセットリストからは息つく暇は持たせないし、キャーって言わせる暇も持たせない、みたいな気概が感じられた。まさに「魅せるコンサート」。「Kissからはじまるミステリー」、「Everything 4 You」、「Scandalous」、「Act-show」の流れ、あれは集中するしかない。「Everything 4 You」の時ふと泣きそうになったんだけど、ここで泣いたらフェイスシールドが曇って詰むな、という謎の冷静さがカットインしたおかげで涙が引っ込んだ。

そう、今回は「スマイルアップシールド」というフェイスシールドが入場口で配られ、観客は着用することになっていた。これが噂の…!と感動するにはしたんだけど、やっぱり網膜を守った方が良いということなんですかね?1人参戦だったのでフェイスシールドを着けてぽつんと座って待っている間のなんとも言えないなんとも言えなさはありました。

見ている間はシールドの存在はあまり気にならなかったけど、終わった後外したら端が結露していて、曇り止めなどをしておくというのは一理あるのかも、と思いました。あと、福ちゃんが最初の方の挨拶の時に「(スマイルアップシールドつけてると)みんなDaft Punkみたいだね」って言っててめちゃめちゃウケてしまった。

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ちなみに「スマイルアップシールド」、マスクに紐を通して固定するタイプのシールドだったんですが、あれって眼鏡を普段かけている人はかなり付けづらいのでは??そもそも眼鏡とマスクをつけていれば網膜守られるしフェイスシールドをする必要はないのか…??わからんけど……。

ふぉ〜ゆ〜はかっこいい

ふゆパラ本編に話を戻すと、なんか、ふぉ〜ゆ〜のグループとしてのオーラというか、「ふぉ〜ゆ〜のかっこいいところってここだったよね?そうやんね?再確認するまでもなかったはずだけど、再確認しちゃったよね?」と思いました。ふぉ〜ゆ〜は、振りを揃えること、“踊りに徹する”姿勢というのをまるで呼吸をするように見せてくれて、なんかそこに何度でも何度でも感動してしまう。ふぉ〜ゆ〜が踊ってるところをずっと見ていたいな、と思ってしまった。それぐらいよかった。

松崎くんは曲ごとに変化する

ダンスが揃っている分、メンバーの個性が浮き彫りになる、ということも振り返ってみると感じていて。

例えばザキさんって本当に素直な人なんだなと思うのは、曲によって全然表情とか雰囲気が変わるんだよね。松崎くんの素直さが、曲の持つ雰囲気に非常に忠実な表現につながっていて、だからこそ曲が変わるごとに彼も変わる。

わちゃわちゃする曲の時はコミカルチャーミングな感じになるし、大人な曲の時はがらっと変わってセクシーになる。しかもそのどれもが自然で、いつ見ても新鮮だと思わせてくれる楽しさを松崎くんから感じた。こういう表情が見たかった!っていうのをクリーンヒットで繰り出してくれる。

松崎くんがソロに選んだ「Falling-2009-(堂本光一)」の時は、メタリックなシルバーの衣装が宇宙からきたスターみたいな感じで、タライ落ちのオチまで含めてスペイシーでミステリアスな説得力があってすごい良かったし、「Velvet Touch」の佇まいや表情は完璧ですよね?ラインライブのアーカイブでも何回も見てるけど、松崎くんの温度感がドンピシャな感じがしてすごい良いなと思います。「放課後の厨房男子」の不知火くんが恋に落ちるソロでも思ったけど、演技力、というか没入感というか、DJ Zakiと本当に同一人物なんですかね?????脳が混乱する。ちなみにDJ Zakiも好きだ。

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↑唐突ですが、ふゆパラペンライトと「放課後の厨房男子」パンフ、色合いが合うなと思いました。

こっしーの集中力はめっちゃ鋭い

こっしーは、こっしー自身が好きな曲への入り込み方が特にすごくて、「Velvet Touch」を筆頭に、ソロの「また今日と同じ明日が来る(二宮和也)」とか、「Everything 4 You」とか、集中力が伝わってくる感じが好きだった。なんかうまく言えないんですけど、集中してるなって思う時のこっしー、鋭く研ぎ澄まされた顔をしていて本当にかっこいいなと思う。去年のソロの「Misty(KinKi Kids)」もすごい良かったよね……。あと「D.D.(Snow Man)」の時のこっしーが落としにかかるガチな顔をしていて良かったです。アグレッシブ。

よくKinKi Kidsの歌声が「マイナー(短調、悲しい雰囲気)」だという評価をされるけど、ふぉ〜ゆ〜の中でいうとこっしーが唯一「マイナーボイス」なんじゃないかなあと思って。だからこそ、「Velvet Touch」とか「Misty」みたいな曲とものすごくマッチする気がしている。哀愁がある歌い方をするのが好き。あっけらかんとしたこっしーのキャラとギャップがあって素敵だし、すごい良いと思う。

福ちゃんは「THE ふぉ〜ゆ〜」

福ちゃんは、めっちゃふぉ〜ゆ〜の柱で、あっこれ言うまでもなかったですね?!でも大黒柱感というか、福ちゃんの存在感があることで「ああ、ふぉ〜ゆ〜だなあ」と実感する感じ、安心感がある。ダンスはもちろん、真っすぐな歌、ゆるい感じのMCとか、私の中での「THE ふぉ〜ゆ〜」のイメージって福ちゃんだったのかなあって思った。

顕著なのはやっぱりソロ「ひとりじゃない(堂本剛)」でADさんを演じながらステージ上に登場した時。一瞬で場内の空気が変わったのを感じたし、ディズニーランド感というか、あの短い時間の中で1つの物語に引き込んでいく感覚は福ちゃんならではだなあと思う。タップダンスもとても良かったです、また見たいからコンサートやってほしい。全編ああいうお芝居っぽい感じでライブ作ってくれても面白いな、と思うくらい。あと、個人的には「DJ Zakiコーナー」の「夜の海(Endless SHOCK)」で、赤いペンライトを持ちながら「堂本の気持ちで!」って言ってた福ちゃん最高だった、爆笑した。

辰巳くんは自分自身の表現を持ってる

辰巳くんは、どこまでいってもどの曲でも辰巳くんなんだよね。いつもいつでも「自分自身が」これをやりたい、こう動くっていう意思が伝わってきた。だから、できるだけこのふゆパラに限らず辰巳くん自身がやりたいことが最大限叶っていくと良いなあということを思いながらぼんやり見ていました。

それは、辰巳くんソロ「雨傘(TOKIO)」でギター持って出てきた時が一番象徴的だった。せり上がった舞台にたった1人で、ギターを抱えて登場したあの一本勝負感と、私服を交えた衣装で尚且つ回ごとに違う衣装を着るっていうところに“ありのままの自分”みたいなところを見せたかったのかなと感じたのでした。違ったらごめんね。でも例えば辰巳雄大くんってこういう表現、パフォーマンスする人だよ、ということを知らない人に説明したい時に「Scandalous」とあのソロのステージを見てもらったらすごくわかりやすいと思うんだよな。

同時に、「〜イズム」みたいなところをすごく大事にする人なんだなというところも感じて、それは堂本剛くん、KinKi Kids、少年隊と言った諸先輩だったり椎名林檎さんだったり、はたまたジャニーズっていう大きな概念だったりするんだと思うんだけど。メンバーそれぞれ「〜イズム」を各自で持ってはいるんだけど、その中でも特に辰巳くんは「〜イズム」とか継承することを重視しているからこそ、歌い方とか踊り方、スタイル、表現全てにおいて色々ミックスしながら反映させてるのかな〜〜と思いました。今まで影響を受けてきたもの、それぞれのルーツも含めて今の辰巳くんが形成されているわけで、それが前面に出ている感じがしました。

あと、これとても重要なんですけど真剣な眼差しで踊ってる辰巳くんめちゃめちゃかっこよかった!!!貴重な機会だし凝視せざるを得ないので超凝視してたんだけど、かっこいい表情をしている時にもかっこいいんだけど、ふとした時というか、他のメンバーのパートとかで踊りに徹している時などの表情がすーーーーごい好きだなと思いました。集中してるのが伝わってくるし……、なんか言葉で語り尽くせないカタルシスがある!!言葉にできません!!すみません!!好きです!!

普段カメラなどには抜かれないような瞬間みたいなところを見ることができて、そういう瞬間がすごく好き。これはライブの醍醐味だな、と思いつつも、そうなると記憶力に頼らざるを得ず一番かっこいい瞬間を覚えていないみたいな矛盾があったりする。

あと、間近で見て実感したけど、辰巳くんはほんっとうに客席の隅々まで見てると思うな……。見えているか、認識しているかはわからないけれど、場内のあらゆるところに視線を置きにいく感じというか見ようとする意識みたいなのを感じた。全体的に「魅せること」に重きをおいたコンサートで、ファンサは去年に比べて絞ってはいたけど、それでも所々でささっとファンサうちわに応えているであろうところは「辰巳プロ……」と思いました。

ふぉゆちる

“ふぉゆちる”も可愛かった。ふぉ〜ゆ〜のバックというより、ふぉ〜ゆ〜と一緒に踊るジャニーズJr.の子達、といった感じで登場したふぉゆちるの4人。ダンス上手だったし、ふぉ〜ゆ〜がふぉゆちるを見つめる眼差しのふんわり感が半端ではなく、特にザキさんがめちゃめちゃ愛情のこもった眼差しを彼らに向けていたのが印象的でした。

少し話が逸れるのですが、ふぉゆちるがあまりにヤングで、最初ステージに出てきた時かわいいのはもちろんだけど少しびっくりして。これまであんまり若いジュニアがバックについているステージを間近で見てこなかったからというのもあるんだけど、アイドル、というか芸能人って本当に若く、幼いうちから自分の名前と顔を出して、大人の世界で仕事をしている人が多いんだよな、ということを改めて実感した。

彼らの人生の中での仕事の比重や意味合いの形成のされ方ってどうなんだろう、周りの大人はどうやって彼らを守っていてこれからどうやって守っていくんだろう、というようなことをふと考えてしまったのです。何にせよ幸せになってほしい、ダンスが本当に上手だったのと、ずっとニコニコしていて可愛かった。

こたつムービングステージと親近感

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東京国際フォーラムホールCで開催された2020年のふゆパラ。MCでこたつ(兼・手動ムービングステージ)が出てきた時に、あまりのこたつのでかさにステージめっちゃ広かったんだな、と思ったんですが、不思議と4人でステージで踊っているのを見るとあまりステージが大きいという感じがしなかった。これからはもっと大きなステージにこれから立つことになるんだろうな、ということを予感させました。MCでは、舞台「放課後の厨房男子」で如月先輩役を演じたのんちゃん(野澤くん)と室龍太くんが登場して、より一層ほんわかしていて可愛かった。

福ちゃんのソロでもちょっと触れたけど、こたつムービングステージといい、ペンライトを使ったDJコーナーといい、「雪が降ってきた(SMAP)」の天使から雪が降ってくる仕掛け?といい、手作り感のあるステージングがふぉ〜ゆ〜の親近感を感じて好きだ。観客は歓声をできるだけあげない、応援は拍手で、マスクとフェイスシールドを着けて、という普段のコンサートとは大きく異なる環境の中で、それでも発散されたし浄化されたし何よりも楽しかった。それはふぉ〜ゆ〜が、歓声やファンサを媒介しなくても観客をふぉ〜ゆ〜の世界に引き込むための工夫を色々なところに準備していたからだと思う。

コンサートは演者と観客の双方向のコミュニケーションだと私は考えていて、精一杯拍手したり声を出さずに笑ったり音に合わせてゆらゆらしたりしてはいたけど、観客として、私からの最小限のリアクションと最大限の熱意が、演者であるふぉ〜ゆ〜に少しでも伝わっていたら良いなと思います。

追記(2021年2月16日):

ジャニーズオフィシャルのYouTubeアカウントにふゆパラのダイジェストがアップされました。ふぉ〜ゆ〜がジャニーズのオフィシャルYouTubeに君臨するのは初です。落ち着いて!落ち着いて見てください!!……落ち着いてられるか〜〜〜!!!!オリジナル曲を歌うふぉ〜ゆ〜そしてインストでダンスするふぉ〜ゆ〜!西陣織みたいなキラキラ衣装を着てるふぉ〜ゆ〜!!めっちゃめちゃ小声でコール&レスポンスするふぉ〜ゆ〜!!

 

"Winter Paradise 2020 ~ Fuyupara ~ 4U.'s Performance" Digest Movie - YouTube

YouTubeでふぉ〜ゆ〜のオフィシャルライブ動画見れるの超嬉しい……!いつかWash Your Handsもできるって信じてるし個別の曲のMVもアップされるって信じてるからな!!

ふぉ〜ゆ〜、M-1とふゆパラ出るってよ。辰巳くん、月9出るってよ。

ふぉ〜ゆ〜、これから忙しいってよ!!!嬉しいよ!

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ふぉ〜ゆ〜(つ〜ゆ〜&おつゆ)、M-1出るってよ。

ふぉ〜ゆ〜、M-1に出るってよ。今年は4人とも。2019年にも出演した福田くん&辰巳くんの「つ〜ゆ〜」と、今回M-1初挑戦に名乗りをあげた越岡くん&松崎くんの「おつゆ」。

楽しみだな〜〜、つ〜ゆ〜&おつゆがどこまで進むんだろう、どんなネタやるんだろう。ってかしれっとYouTubeM-1オフィシャル動画でとるやないか〜〜〜い!!!!YouTubeデビューしとるやないか〜〜〜い!!この勢いでふぉ〜ゆ〜オフィシャルチャンネル開設しちゃう?しちゃう?

 

おつゆは1回戦2位突破という好成績を残し、つ〜ゆ〜も1回戦突破。M-1オフィシャルYouTubeでおつゆのネタは見られるのですが、松崎くんの顔バリエーションの豊富さがいいですね。松崎くん、キリッとハンサムな顔も、爽やか好青年な顔も(Endless SHOCK -Eternal-でタツヤに傘をさしてあげる場面とか…)、クレイジーな顔もギャグな顔もできてすごくないですか、冷静に。

こっしーの関西弁の切れ味もいいですね。こっしーのイケイケ感でてる。お笑い詳しいわけではないのでふんわりしてますが王道な感じの漫才だな〜と思った。また違うパターンのエステティシャン(ティシャン)も見てみたいな。そしていつかつ〜ゆ〜のネタも見られるといいな。でもYouTube、全ての動画をアーカイブしてくれるわけではないんだね。この前のつ〜ゆ〜&おつゆのティザー的な動画、見返そうと思ったら消えていた。

消えてしまった動画の中で、2回目のM-1出場に向けた辰巳くんのコメントが印象的だったのですが、「“ジャニーズだから”ではなく“ジャニーズで20年間やってきたふぉ〜ゆ〜”だからできる漫才」をやりたい、というようなことを言っていて。前回つ〜ゆ〜がM-1に出場したときは主にジャニーズの先輩の仕草ネタだったけれど、今度のつ〜ゆ〜の漫才にはふぉ〜ゆ〜ならではの強み、オリジナルの面白さみたいなところが見られるのではないかと楽しみにしています。

あと、M-1出場決定ニュースのオフィシャル写真の4人の写り方、どことなく芸人さん風な感じの写りでいい写真だなと思いました。

ふぉ〜ゆ〜、ふゆパラ出るってよ。

聞きました?聞きましたよね??

ふぉ〜ゆ〜が!ふゆパラに!出るってよ〜〜〜〜〜〜!!!!(強調)

自粛が始まった春から今まで、Jr.のグループも含め、他のグループが続々とジャニーズ全体の企画や大きな配信企画でコンサートをやる一方で、中々ふぉ〜ゆ〜の名前は挙がらなかった。心の中で何度も「あら、公式さん?ふぉ〜ゆ〜は?もしかしてand moreってやつですか?」ってツッコミ続けていた。

でも、ふゆパラ、つまりコンサートをついに、満を辞してやってくれる!!ふぉゆコン、ふぉゆパラ!嬉しいよ〜〜、もはやコンサートをする、ふぉ〜ゆ〜がステージに立つっていう事実だけで嬉しいよ〜〜〜。

もちろん舞台「放課後の厨房男子」の続編が決まったり、遡って「KinKi Kidsのブンブブーン」のテーマソング振付を担当したり、今年の春以降も色々ふぉ〜ゆ〜の活動で嬉しいことはあったけれど、やっぱりコンサートが決まるって本当に嬉しいことだな、と思いました。グッズはオンラインで販売してくれるみたいだし。会場、東京国際フォーラムホールCだし(辰巳くんの舞台「雲のむこう、約束の場所」で行った、懐かしい)。

(もし可能なら映像配信してくれたらとてもいいんだけど…チケットはきっと激戦でしょうし…とは言え現場に行きたい気持ちはあるので今までサボり気味だったまつげの育成は始めましたが……。)

何よりも、きっとまたふぉ〜ゆ〜の持ち曲が披露されるんだ、と思うとワクワクでいっぱいなのです。「Everything 4 You」「Thank you for your love」「 Scandalous」「Velvet Touch」「どしゃぶりヒーロー」がまた、ステージ上で披露される(かもしれない)っていう事が嬉しくてたまらない。「GACHI×4」のふゆパラ仕様もまた聞ける?

欲を言えば、「 Scandalous」「Velvet Touch」はなんらかの再生装置が欲しいところ……聞いたときのドキドキを思い出したい……。去年のようにラインライブさんに一肌脱いで頂けたりしないものだろうか…(期待)。

もちろんその他にも、衣装はどんなの着るんだろう、ソロは何をやるんだろう、新しい個人うちわやペンライトは出るのかな、2019年の着ぐるみ「リリック」とかDJ Zakiのコーナーのようなふぉ〜ゆ〜らしさ全開の演出が今回もあるのかな、とか色々!本当に本当に、色々楽しみです。自分がたとえその場に行けないとしても、お祭り気分でこの秋を楽しめる気がするな。

辰巳雄大くん、月9とWOWOW出るってよ。

秋になると怒涛の追い上げを見せるふぉ〜ゆ〜好きです。年末にかけるふぉ〜ゆ〜の本気。

そうです、辰巳雄大くんドラマ出演おめでとう〜〜〜〜〜!!!!!WOWOWとフジ月9、しかも両方刑事役フッフーーーー!!!!

こっしー&松崎くんが「Endless SHOCK -Eternal-」、福ちゃんがミュージカル「フラッシュダンス」に出演する一方で、辰巳くんも水面下で何かやってるのかな〜〜とはうっすら思ってた。それがドラマとは!!お茶の間で推しを見られる喜び!!!とても嬉しい。嬉しすぎた。しかも解禁当日は「辰巳くん」がTwitterトレンド入りしたらしい。すごいね、やったね、おめでとう。

www.fujitv.co.jp

1つは「監察医 朝顔」第2シーズンで、風間くん演じる桑原刑事のバディという役柄。「監察医 朝顔」第1シーズンもチェックせねば。

風間くんのお芝居好きだし、つい最近まで「MIU404」にどハマりしたばっかりだったのでバディの刑事いいね…!という気持ち。個人的には、風間くんのお芝居は「それでも、生きてゆく」がとても印象的だった。目に光が灯らない感じ、何年も前のドラマなのに今でも鮮明に思い出せる。

あとこのキャスト解禁のサムネイルの辰巳くん良すぎませんか?緊張感ある表情で、「スマホを落としただけなのに」や「ぼくの友達」が思い出されます。

そしてもう一つ、WOWOWドラマの「夜がどれほど暗くても」にも辰巳くんの出演が決定。

『さよならドビュッシー』の中山七里さんの原作小説をドラマ化した作品で、スキャンダルによるバッシングを受けたジャーナリストとその家族を取り巻く疑惑に迫っていくお話。まず原作を読んでみたい、面白そうだと思いました。個人的に、バッシングとかSNSなどにおける社会的制裁にまつわることについてもやもや考えていたところだった。社会的にも関心が高い話題設定なのではないかと思います。

そして辰巳雄大くんがラインライブで言ってたけど、「夜がどれほど暗くても」では、より切れ者の刑事を演じるそうです。楽しみだ〜〜〜!!活動の幅がじわじわと、いやどんどん広がっている辰巳雄大くん。今までもこれからも期待、楽しみなことが多すぎる。

 

おわりに:辰巳くんがインタビュアーを務めた『浅田家!』インタビューがとても良かった

忙しくふぉ〜ゆ〜や辰巳くんの活動が決まっていく中、先日ふぉ〜ゆ〜ラインライブの配信では映画『浅田家!』(嵐の二宮くん主演)のプロデューサーさんに辰巳くんがインタビューを行なっていた。これ、あまりに唐突に告知されたのでとってもびっくりしたのだけど、ラインライブでは今後も継続的に映画のインタビュー企画を続けてくれそうな感じの発信をしていて、ラインライブさんの幅広さすごいな????と思いました。

ちなみに、『浅田家!』プロデュースを手掛けた小川さんを迎えた先日のインタビュー、辰巳くんのインタビュアーとしての話の引き出し方、持っていき方がめちゃめちゃ自然で、映像でのインタビューをあんなにスムーズに進行していけるのがとても素晴らしいと思いました。見ていて心地よかった。話を進めていくにつれ視聴者が気になっていることをちゃんと聞いてくれる感じ、視聴者にわかりやすいようにポイントをまとめつつ相槌を打つ感じ、インタビュイーの小川さんの話をしっかり引き出した上で次へとつなげていったり、深堀りしたりする感じがすごいと感じました。

しかも、自分がインタビュアーとして、対面でしっかり取材する形式のインタビュー取材は辰巳くん初めてやったとのこと。なんかもう、今までのゴゴスマとか、ラインライブとか、ぴたラジとか、これまでやってきた積み重ねと、辰巳くん自身の姿勢というか、人に向かい合う姿勢が全て集約されてる感じがして本当に素敵だなあと思いました。

ふぉ〜ゆ〜ラインライブのプレミアム配信アーカイブで見られるので何度も見てしまいそう。社会人として話の聞き方を見習いたいと思った。『浅田家!』の裏話(浅田さんの活動についてとか、二宮くんの魅力とかも含む)を30分超のボリュームで聞いていて、制作背景にも深く突っ込んでいるのでインタビューそのものの内容としても貴重なコンテンツだと思います。

 

(個人的な補足:超超超個人的な出来事なのですが、この前ふぉ〜ゆ〜ラインライブ配信にて初めて辰巳くんにコメントを拾っていただきまして(!)全てが吹っ飛ぶほど嬉しかったです。当時の私の心の声で言うと「え、え?今、いま、え、え?ええええええええええええうわああああああああああありがとう、え??まじ??嬉しい嬉しすぎるありがとう、うわーーーーーーーん」です。あんなに短い時間の中でものすごく真摯な返答をしてくれて、「まじで、まじで、そういうところ好き…」となりました。画面越しのファンサや……。辰巳くん、めちゃめちゃしっかりコメントを見てくれていると思う。雄大くんありがとう。)

WANNA BE MYSELF 私は私

世間に基準なんて無い。比べるな、私も私であなたもあなた。そこに違いはない。

そう歌ってくれるMAMAMOOの新曲「WANNA BE MYSELF」がクリーンヒットで元気をくれるので毎日聞いている。


[MV] 마마무(MAMAMOO) - WANNA BE MYSELF

このMV、4人ともほんとに可愛くてきれいで、何回も何回も繰り返し見てしまう。バリバリに強めデザインのヴェルサーチェとか着てるママムも好きだけどナチュラルな感じも素敵。強いメッセージだけど押し付けるような感じがなく、すっと受け止められる歌詞と曲なのがまた良いな、と思っている。

 

そう。WANNA BE MYSELF。私が私でいるために、私は自分で自分のご機嫌を取る。

 

・甘いものを食べる:

最近セブンイレブンのシュークリームを久しぶりに食べたらふわふわでクリームもふんわりなめらかでかなり癒された。甘くて柔らかいものの優しさを感じる。萩の月もいいね。

・好きな本を読む:

新しい本と出会うのも好きだけど、ここ最近はあえて昔読んだ本を読み返してみたりした。『黄色い目の魚』、たしか絵がうまいサッカー部の男の子が出てきた…と思って推し(※ふぉ〜ゆ〜辰巳雄大くん)と重なる部分があるなあ!と思い出し、読み返したらとても爽やかな気持ちに。

黄色い目の魚税込693(2020/09/29時点)

 

純度が高くて、でも悶々とするところもある海辺の高校生のお話で、絵を見るのが好きな女の子と、何かと絵を描いている男の子が出てくる。読んでみたら推しとその男の子は全くキャラクターは違うんだけど、部活や進路、恋愛など「自分の選択に向き合うことの誠実さ」、みたいなところになんか繋がるものがあるかも…と思ったりした。わたしが結びつけたいだけかもな。どちらにしても良い物語だった。

 

・エンターテインメントどっかーんな映画を見る:

『パラサイト 半地下の家族』『お嬢さん』を見てからというものの韓国映画が気になり始めて、『ベルリンファイル』を見たのですがアクションがどんがらがっしゃんなスケールでドキドキするのもそうだし、何よりハ・ジョンウかっこ良すぎんか?ここ最近ハ・ジョンウのことばかり考えている。ハ・ジョンウの辛ラーメンのCMとか、食べるシーンを見ては癒されている……。

あとこれはハ・ジョンウ出てないけど『エクストリーム・ジョブ』『息もできない』はふぉ〜ゆ〜の辰巳雄大くんがおすすめしていたのではよ見たい。はよ見たいなと思いながら何ヶ月も経ってる。はよ見たい。


映画業界に「チキンの匠」誕生!『エクストリーム・ジョブ』特別映像

 

・自然、緑の多いところを散歩する:

草とか木とかを真剣に見ながら歩く。散歩する時大体ラジオを聞いていて、音楽ほど集中を要しない感じが心地いいなと思う。この前堂本剛くんの「堂本 剛とFashion & Music Book」を聴きながら歩いていたらつい泣きそうになった。剛くんが、喫茶店の店員さんにふと温度の低い接客をされて「あれ、なんか迷惑かけてしまったのかも」と辛くなったと話していて、その感じ知ってるな……と思った。失礼な態度をされたとまではいかないけど、話しかけなければよかったと思うような温度感って、予想外の人からされると「うっ」となってしまう。そういうプライベートの中での細やかな感情を言葉で伝えてくれて、辛かったときのことを言語化して電波に乗せてくれることって、剛くんなりの優しさなんだと思う。

 

ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい税込1,760(2020/09/27時点)

・ぬいぐるみに話しかける:

作家の村田沙耶香さんのエッセイに「ぬいぐるみを飼う」みたいな話が出てきて、また大前粟生さんの『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』を読んでそのタイトル通り優しい時間に浸って、ぬいぐるみは良いな!と思った。その流れで、そばにぬいぐるみを置いて話しかけてみる生活を始めた。不思議と心が安らぐので良い。そもそもぬいぐるみ、かわいいので居住空間の中にいると落ち着く。

 

・推しを愛でる:

ふぉ〜ゆ〜&KinKi Kidsを筆頭に、THE YELLOW MONKEY椎名林檎、MAMAMOOと推しが多いのは追うのが大変という点はあるものの、ハッピーが多くてかなりハッピーです。A.B.C-ZもV6も緩やかに推してるし、最近はEXOも気になり始めているのでとてもいい感じ。ふぉ〜ゆ〜もついにYoutubeに進出したし(M-1公式チャンネルではあるが)、辰巳雄大くんのジャニーズウェブ個人連載も始まったし、もはやインターネット大好き!再生装置が近くにない、もしくは物理的に再生できない時は「あの公演のあのときの推し」を脳内で再生する。

 

あとは、いつもは食べないけど、前々からおいしそうだと思ってたものを試しに食べてみるとか、そんな感じのことをしてみたりするのもやってる。「アンナチュラル」の石原さとみ演じるミコトがめちゃめちゃ追い詰められてる場面で「明日おいしいもの食べに行こう」みたいなことを言っていたのが印象的で、おいしいもののことを考えるようになった。

 

 

今までもボーッと1人で過ごすのが好きだったけれど、好きかどうかに関わらずボーッと1人で過ごさざるをえない時間が今年は多くなった。で、これは今年に限った話ではないが、1人で考え事をしているとどうしても悪い方向に行ってしまうことがある。

「そういえば数年前に当時の勤務先で自分の業務外なのに無意味にロールプレイング実習させられてただ笑われて、しかもフィードバックも何もなしだったことがあったな(イラッ)」みたいな、もう今となっては本当にどうでもいいことをたくさんしつこく覚えていて、1人で物思いに耽ってると何故か知らないけどフッと記憶が蘇ってくる。物思いに耽ってるときぐらいリラックスしたいものだが、いきなり記憶、しかもやなやつがフラッと湧いて出てくるの、ほんとすごいなと思う。

 

あと普通に生活している中でも「お昼何時に食べたかったのに食べ損ねたな…」「今日こそ撮り溜めてた録画見ようと思ってたのにもう寝ないとな…」「あの店員さんそういえばポイントのこと聞いてくれなかったな…」みたいな小さいストレスが積もっているのが1人でいる時にじわじわと体を硬直させるのがわかって、些細すぎるのだが小さいストレス、侮れない…と思ったりしている。

 

note.com

 

最近ふと荻上さんの上記noteを読んだ。印象的だったのが「ストップいじめ!ナビ」の心理的危機対応プラン「PCOP」の中に書いてあった“コーピングレパートリー”。

“コーピング”とはストレスに対する意図的な対処のこと。ストレスを受けた時に、すぐに試せるコーピングのレパートリーをいろいろなバリエーションで持っておくと良いらしい。ストレス対処のバリエーションを増やすとなると、それ自体がまた大変なようにも思えるけど、例えば烏龍茶を飲む、ハーブティーを飲む、ほうじ茶を飲む、みたいなバリエーションの増やし方でもいいとのこと。

stopijime.jp

これを読んで、やっぱり私も可能な限り自分で自分のご機嫌を取るように、積極的に、そして意識的に自らストレス緩和するようにした方が良いんだな、と思った。

自分で自分のご機嫌を取る。もしかしたら当たり前のことなのかもしれないけど、少なくとも私にとってはここ最近まで無かった考え方で、意識的になってから割合楽に生きられるようになったと思う。コーピング、という概念については記事を読むまで知らなかったが、ストレス負荷がかかった時にこのストレス対処がだめならこれ、それでもしんどかったらこれ、とあれこれ自分でストレス対処方法を試すことによって気分を落ち着けること。その対処法を一つに頼らず分散させること。これをなんとなく実践していた。そうするとたしかに気分が落ち着いてくるからだ。

「前向きに」を強いない、ということ|安田菜津紀(フォトジャーナリスト)

また、上記の安田菜津紀さんの記事にも共感した。私は自分自身のご機嫌をとる、という言い方をしてきたけど、それはかならずしも前向きになろう、と言うことではない。自分自身のストレスに向き合い、付き合う。緩和する。「前向き」は他人から強いられるものでも、自分の精神状態が整わないうちに無理してなるものでもない。別に「前向き」でなくたって生きていける。

 

私は長い間、ストレスにも自分の機嫌にもある意味無自覚で、気分の浮き沈みが激しくてもそのまま受け流そうとしたり忙しいのにかまけて放置したり、依存的に何か一つのこと(アルコール、タバコ、アイドル)にのめり込むことで気を紛らわせようとしたりしていた。

上に書いた「謎ロープレ」をさせられたりしていた時期は常に抑うつ的で、いつも頭の中に”もしかしたら死ぬかもしれない”という思いがあった。

危機に瀕していた人や、よくない状況に陥ってしまった人に対して「相談してくれればよかったのに」という人がいる。私の場合は、思い返すとそれなりに自分なりにSOSを発してはいたつもりだったのだけど、周りの声や言葉はわりと的外れだったり、何か紛らわそうとしたのか笑われたり、そもそも私の苦しみなんかよりもっと当人にとって大事なことを話したいんだな、と感じてしまったりして、身近な人に話して自分を落ち着かせる言葉に出会うのはなかなか難しかった。

だから自分の状況をできる限り多く知ってくれているごくわずかの人のみに話すようになった。私は会社に対してストレスを抱えていたので、全てを話せたのは何年も仲良く過ごした親友ではなく同僚だった。友達や家族の楽しい話を遮ってまで自分の苦しい話をしようとは思えなかったのもある。

「相談に乗る」「その人に寄り添う」ということは、意識的にその人を支える、という姿勢や前提ありきのものだと思う。これは個人的な体感なので一概に言えたことではないが、家族でも友人でも、意識的な姿勢や前提なしに「寄り添う」というのは難しいことなのかもしれない。だからいきなりSOSを発せられても、気づけない、問題意識につながらないこともあると思う。私は同じ空間で働いていた同僚が、一から説明しなくても状況を理解してくれて、支えてくれていた。運が良かったしありがたいことだったと思う。

よくよく考えてみれば、そこまで追い詰められる前にさっさと公的な相談機関や医療機関を頼ってみれば良かった、振り返ってみるとそう思える。

今は幸い心理的危機に瀕している状況にはいないが、自分自身が簡単に、また無意識のうちに危機的状況に陥ることを身をもって知っている。また、自分で自分のご機嫌を取るプロセスを辿ることができていること自体、心に余裕があるからこそなのかもしれない、ということも思う。ただ、自分や、もしくは周りの誰かが深刻な状況になる前に、その前に間に合わせるために。

ふぉ〜ゆ〜ラインライブ「DJ福ちゃんのベストヒットゆ〜」おすすめ曲まとめ Part.2

ふぉ〜ゆ〜ラインライブ(LINE LIVE)の福田悠太くんによる人気企画「DJ福ちゃんのベストヒットゆ〜」で福ちゃんがおすすめしてくれた曲をまとめていくよ!Part.2!

私は5月28日配信の「雨が降る日はこれを聞け!DJ福ちゃんのベストヒットゆ〜」が好きすぎてですね…雨降りの日って音楽聞きたくなるし、選曲も絶妙でとてもナイスでした。

ちなみに、プレミアム配信回については福ちゃんコメントの記載を差し控えているので、気になる方はプレミアム配信のアーカイブをチェックしていただけると……!

 

 2019年9月〜2020年1月までの回についてはこちら↓

kyanakoforyou.hatenablog.com

 

 

f:id:kyanakoforyou:20200802211924p:image

2020年3月29日 卒業シーズンにはこれを聞け!DJ福ちゃんのベストヒットゆ〜

DREAMS COME TRUE「未来予想図Ⅱ」

 

未来予想図II

未来予想図II

  • provided courtesy of iTunes

 

福ちゃんコメント:一旦これじゃないですか。

ケツメイシ「さくら」

さくら

さくら

  • provided courtesy of iTunes

福ちゃんコメント:僕の年代の人が卒業シーズン、ちょうど高3くらいの時に出たんですよ。

 山下達郎希望という名の光

希望という名の光

希望という名の光

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福ちゃんコメント: 卒業の曲ではないんですけど、希望っていうワードが(卒業に)合うじゃないですか。イントロ聞いた瞬間に「あ〜〜卒業!」ってなる。

私の感想(3曲まとめて):あまり「卒業」っていうライフイベントに対して特別な感情を抱いたことがなく「単位とれてよかったな……!」とか「卒論出せてよかったな!」みたいなドライでダメダメな感想しか持ってこなかったので、個人的には“卒業ソング”というくくりがあまりピンとこなかったりします。でもこの3曲ともいい曲だよね、この中で一番好きなのは山下達郎希望という名の光」かな〜〜。しみじみ癒されたい時に聞きたい。

2020年4月29日(プレミアム) 元気を出したい時にはこれを聞け!DJ福ちゃんのベストヒットゆ〜

ファレル・ウィリアムス「Freedom」

 

Freedom

Freedom

  • provided courtesy of iTunes

 

私の感想:「Freedom」エネルギッシュ。元気というか、パワーが湧き上がってくるような感じがする。そういえば「ENTA!」でファレルの「Happy」使ってたね!と思い出した。そのせいか「Happy」聞くとコミカルな気分になるな。

・RIckie-G「Life is wonderful」 

Life is wonderful

Life is wonderful

  • Rickie-G
  • レゲエ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 私の感想:やーまん!これファレルの「Freedom」とセットで聞くといいかもしれない。元気出るっていうか、生活のやる気を取り戻せそうな気がする。こういう感じのレゲエ好きだ。

・ポセイドン石川「あんたがたどこさ」


ポセイドン・石川「あんたがたどこさ」ミュージックビデオ

私の感想:ポセイドン・石川さんは山下達郎さんの物真似をやっていらっしゃる方。どあたまから笑えるしかっこいい、めっちゃ山下達郎に似てる。サウンドの寄せ方もすごい。歌い方もめちゃめちゃ似てる。たまに聞きたくなりそう。

2020年5月28日 雨が降る日はこれを聞け!DJ福ちゃんのベストヒットゆ〜

・LIBRO「雨降りの月曜」

雨降りの月曜

雨降りの月曜

  • リブロ
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥153
  • provided courtesy of iTunes

福ちゃんコメント:歌い始めのラップが印象的。カラオケ行ったら僕絶対歌いますね。

私の感想:これ福ちゃん歌ってるの聞きたいな、まじで。確かに並んでる言葉を聞いていると、思わず歌いたくなる感じがする。月曜の憂鬱な気分と、雨降りの日のため息つきたくなる感じをナチュラルに綴っている。LIBRO、他の曲も良さそうで気になる。

MUTE BEATAfter The Rain

After The Rain

After The Rain

  • provided courtesy of iTunes

 福ちゃんコメント:このアーティストさんほんとに名曲だらけで全部めっちゃいい。季節ごとに聞きたい曲全部ある。泣いちゃう、これ聞いたら。

私の感想:これ一番好きなやつ。MUTE BEATまじで私も大好きだしこの曲めっちゃいいので聞いた瞬間に福ちゃんとハイタッチしたい気分に。できないけど。淡々としてるけどメロディアスでエモーショナル。じめっとした夏の水分を透明に変えてくれるような曲。

・IdaEngberg & David West「Abataka」

 

Abataka

Abataka

  • Ida Engberg & David West
  • ダンス
  • ¥153
  • provided courtesy of iTunes

 

福ちゃんコメント:ハウスの曲。最初雷の音がして、雨の音が環境音みたいな感じで入ってるんです。ふぉ〜ゆ〜みんな大好き、この曲。

私の感想:反復されるフレーズが癖になる。聞いているうちにトランスしていく感覚がある。このずっと反復しているのって木琴なのかな。

2020年6月25日 梅雨が明けたらこれを聞け! DJ福ちゃんのベストヒットゆ〜

・Guillaume Perret「Air Blast」

 

Air Blast

Air Blast

  • Guillaume Perret
  • ジャズ
  • ¥204
  • provided courtesy of iTunes

 

福ちゃんコメント:こういう物の見方もいいな、とめっちゃ考えさせられる。雨上がりに聞くとさらに色んなストーリーが出てくる。

私の感想:宇宙だな、と思った。最初のサックスのミステリーな感じは霧雨っぽいし、どんどんずんずん展開していく感じが宇宙。結構福ちゃんの語り方がポップな感じだったのでポップな曲なのかと思って聞いたらプログレっぽい壮大な曲だった。ギヨーム・ペレさん、フランスの方なんだって。これって即興演奏なのかな。


African Head Charge「Hymn」

 

Hymn

Hymn

  • provided courtesy of iTunes

 

福ちゃんコメント:みんなが求めている雨上がりに聞きたい曲ってこういう曲なんじゃないかなって。くそ名曲ですよ、「きたー!」ってなるような。

私の感想:ゆったりダブ。言葉はわからないのですがゆらゆら踊りたくなるレゲエにキラキラしたエフェクトがかかっているのと、パーカッションの音がぽこぽこ鳴っててかわいい。ゆらゆらキラキラぽこぽこ。祝祭っぽい感じの曲なのかな。選曲の意図は「晴れたね!」のお祭りみたいな意味合いでしょうか。

toe「Everything means nothing」

everything means nothing

everything means nothing

  • toe
  • ロック
  • ¥153
  • provided courtesy of iTunes

 

福ちゃんコメント:最強ですね。僕この曲で何回泣いたかわからないです!この曲がなかった時に思いつかなかったことを思いつける、発想というか。

私の感想:透明感のあるギターが雨っぽい感じなのかも。静かだけどエモーショナル。ぼーっとしながら聞くのにちょうどいいね、開ける感じがしそう。

2020年7月27日 夏のドライブにはこれを聞け!DJ福ちゃんのベストヒットゆ〜

SOUL SCREAM「Love Peace & Happiness」

 

Love, Peace & Happiness

Love, Peace & Happiness

 

福ちゃんコメント:いまめっちゃ聞いてるからどっか行くならとりあえずかけると思う、SOUL SCREAMはみんなの青春。

・ANARCHY「The KING」

 

The KING

The KING

  • ANARCHY
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

福ちゃんコメント:SOUL SCREAMからの流れで。ただのファンですね。

・B.I.G JOE「LOST DOPE」

 

LOST DOPE

LOST DOPE

  • B.I.G.JOE
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥153
  • provided courtesy of iTunes

 

福ちゃんコメント:ラップが好き。ただのファンですね。

私の感想(3曲まとめて):福ちゃんのラップ愛が伝わる回でした。ビートに乗ってドライブするの良さそう。私は電車に乗ってる時の揺れと一緒にラップ聴くのが好きです。詳しくはないので聞く曲のバリエーションが増えて嬉しい。これは前々から思ってたのですが、ふぉ〜ゆ〜全員でラップする曲出してほしい。かっこいいと思う。

 

 

ふぉ〜ゆ〜ラインライブ「DJ福ちゃんのベストヒットゆ〜」おすすめ曲まとめ Part.1

ふぉ〜ゆ〜ラインライブ(LINE LIVE)の福田悠太くん個人配信回での企画「DJ福ちゃんのベストヒットゆ〜」が毎回楽しみ。メンバー全員やってる「今日のコーデ」も好きだけど、今のところ「DJ福ちゃんのベストヒットゆ〜」が一番好きかもしれない。

音楽好きの福ちゃんが毎回、季節やシチュエーションに合わせておすすめの音楽を教えてくれるのがとても良い。選曲を見ていると、分かりやすさ重視!みたいな忖度がない感じがしてさらに良い。全然知らない曲とか出てくるし、シチュエーションというよりも単に福ちゃんが今聞いてる曲が選ばれたりする。かと思えば、ド直球の選曲も登場する。

可能ならこのまま、忖度することなく純粋に好きな曲をどんどん教えてほしい……!楽しそうに話してる感じも良いんですよね。ただ、権利関係で配信中に楽曲を流せないとのこと。ラジオみたいに流せるようになったらいいのにな〜とは思います。

福ちゃんは、洋楽・邦楽問わず、また、テクノ、ハウス、J-POP、インストゥルメンタルなどジャンルに関わらず幅広く聞いているようなのですが、おすすめを聞く限りはヒップホップやダブが特にお好きなのでは?と思います。「ジャパニーズヒップホップが好きで詳しい」って言ってたしな〜〜。

福ちゃんのおすすめ曲、知らない曲も多いので自分で調べて聞いてみると、世界が広がる感じで音楽を聞くのが楽しくなる。あと、あの福ちゃんのダンスの独特のリズムの取り方、タイム感の理由が聞いている音楽からわかる気がした。


というわけで、福ちゃんが紹介してくれた曲をまとめていきます!

 

f:id:kyanakoforyou:20200802210002p:image

 2019年9月5日(プレミアム) 音楽について語る

この回はまだ「DJ福ちゃんのベストヒットゆ〜」ができる前の段階。音楽についてプレミアム配信で語っていた。おそらくこの回が「DJ福ちゃんのベストヒットゆ〜」のきっかけになっていると思われる。


ファラオ・サンダース「Love is Everywhere」

 

Love Is Everywhere

Love Is Everywhere

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※この回では他のアーティストも列挙していたのですが、具体的な曲名が出てきたのがファラオ・サンダースのみだったので、気になる方はプレミアムのアーカイブ配信で見てみてください。 

私の感想:ループするサウンドとスタイリッシュなピアノ、動くパーカッションのノリが聞いていて気持ち良い。疾走感がある。

2019年10月17日 秋の夜長にこれを聞け!DJ福ちゃんのベストヒットゆ〜

MC Hammer「U Can't Touch This」

 

U・キャント・タッチ・ジス

U・キャント・タッチ・ジス

  • MC Hammer
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥255
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シチュエーション:スポーツの秋!思わず体を動かしたくなる1曲
福ちゃんコメント:これ聞きながらスポーツするってよくないですか?!ジムに行って走る時とか。

私の感想:確かに体を動かしたくなる。なんかノリが「KinKi Kidsのブンブブーン」で上白石萌歌ちゃんが紹介してた韓国のエクササイズダンス動画の音楽に似てる気がした。

Massive Attack「Tear drop

  

Teardrop

Teardrop

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シチュエーション:今日はゆっくりしたい。1人でのんびり過ごすときのおすすめの1曲
福ちゃんコメント:アンビエントが好き。ブライアン・イーノだとちょっとマニアックになっちゃうので。のんびり過ごす朝とかいいかも。「よし!やるか!」となる。

私の感想:PVの世界観がインパクトすごいのでそのイメージになりそう。胎動みたいな。でものんびり本とか読みながら聞くのに良さそう。

MUTE BEAT「マーチ」

マーチ

マーチ

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シチュエーション:明日は仕事で大切な商談・・・。頑張らないと!気合いが入るおすすめの1曲

福ちゃんコメント:自分が仕事で大事な時に聞きながら行く曲。こだまさんっすよ、こだまさん!僕ねMUTE BEAT大好きで、高校生の時からめっちゃ聞いてました。リトルテンポとかも好き。次に行けるような曲。

私の感想:これリアタイしてた時、「MUTE BEATフーーーー!」となった。私もMUTE BEAT好きです。ダブ、没入感があるので聞いていて心地良いんですよね。「マーチ」はダブの重厚感もありつつポジティブな感じがするので、確かに気合が入るかもしれない。ピアノソロのスペイシーな感じからテーマに戻るところが好き。個人的にはMUTE BEATだったら「JAZZ MAN」が一番好きです。

・FNCY「AOI夜」

 

AOI夜

AOI夜

  • FNCY
  • ヒップホップ
  • ¥255
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シチュエーション:今日は騒ごう!テンションが上がるおすすめの1曲

福ちゃんコメント:なんかいい!とにかくいい!おしゃれ!

私の感想:わかる!なんかおしゃれ!都会のウィークエンド!

もののけ姫サウンドトラック「アシタカせっ記」

 

アシタカせっ記

アシタカせっ記

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シチュエーション:今日はたくさん泣いてすっきりしたい!泣きたい時に聞くおすすめの1曲

福ちゃんコメント:この企画めっちゃ楽しいんですけど?!「Endless SHOCK」楽屋で堂本光一くんと聞くと「うわああああ、いいわあああ、泣けるわああ、浄化!」ってなる曲。

私の感想:『もののけ姫』見たくなってきちゃったな。泣けるね。和風の旋律で、オーケストラの曲で、ってところで「Endless SHOCK」の音楽ともちょっと通じるところがあるのでは、と今聞くと思う。

2019年12月12日 クリスマスにはこれを聞け!DJ福ちゃんのベストヒットゆ〜

・第3位 C&K「アイアイのうた~僕とキミと僕等の日々~」

 

アイアイのうた~僕とキミと僕等の日々~

アイアイのうた~僕とキミと僕等の日々~

  • C&K
  • J-Pop
  • ¥255
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福ちゃんコメント:ラブソングのバラードで単純に好きな曲。マツとs**t kingzのOguriくんとライブにも行った。

・第2位「KICK THE CAN CREW / クリスマス・イブRAP」

クリスマス・イブRap

クリスマス・イブRap

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 福ちゃんコメント:青春ソング。世代。怖いくらい聞いた。カラオケでもよく歌いました。

・第1位 エイフェックス・ツイン「Avril 14th」

Avril 14th

Avril 14th

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福ちゃんコメント:正直クリスマス関係ないっすね。癒される、音楽聴いてるって感じになる。

 私の感想(3曲まとめて):しみじみしっとりしたクリスマスになりそうな選曲だなと思いました。キックザカンクルーいいな。テンション上がる。

2020年1月17日 寒い冬にはこれを聞け!DJ福ちゃんのベストヒットゆ〜

Nujabes「Spiritual state」 

Spiritual State (feat. Uyama Hiroto)

Spiritual State (feat. Uyama Hiroto)

  • Nujabes
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥255
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福ちゃんコメント:好きっすね〜、冬じゃなくても夏に聞いたら「夏って最高!」ってなる。

私の感想:ヌジャベス初めて聞いた。いいね。秋に聞いても最高!ってなりそうだし春に聞いても最高!ってなりそう。ゆったりしてるから考える余白がある。

RIP SLYME「マタ遭ウ日マデ」

マタ逢ウ日マデ

マタ逢ウ日マデ

  • RIP SLYME
  • ヒップホップ/ラップ
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 福ちゃんコメント:世代?世代だよね〜〜この曲冬っぽいんだよな。カラオケでは夏っぽいけど「真昼に見た夢」よく歌う。リップスライム昔から好きで。「阿呆浪士」にRYOJIさん観に来てくれて写真撮ってもらっちゃいました。

私の感想:確かに世代感みたいなのはなんとなくわかる。リップスライム→オレンジ・レンジ→ケツメイシGReeeeNみたいな感じ。私が中高の時は文化祭でも送別会でも卒業式でも何かとGReeeeNだったような気がする。

ビョーク「Hyper-ballad」 

 

Hyper-Ballad

Hyper-Ballad

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福ちゃんコメント:ビョークめっちゃ好きで。寒い地域の…アイスランドの人なんで冬っぽくていいかなと思って。シガーロスとかも冬っぽくていいんじゃないですか。『ダンサー・イン・ザ・ダーク』に出てくる振付師のヴィンセント・パターソンから、少年隊「PLAYZONE」の振付指導を受けた。一番好きな映画は『もののけ姫』と『ダンサー・イン・ザ・ダーク』。

私の感想:私もビョークめっちゃ好き。「Hyper-ballad」は何回聞いたかわからない。それこそ『ダンサー・イン・ザ・ダーク』の「I've seen it all」も好きだし、「Pagan Poetry」「Jóga」も澄んだ冬の空気を感じて好きだな。

 

これはめちゃめちゃ余談で私の個人的な話なのですが、ビョーク大学生の時にすごい好きでよく聞いていて、バンドサークルの先輩にどんな音楽好きなの?って聞かれた時に素直に「ビョーク」って答えたら「ああ、あの暗いやつ…へえ。」って言われたのを若干根に持っていました(笑)。聞いたのそっちじゃん、と思って。

この記事書いたらそのこと思い出した。その時に「好きな音楽の話するのって難しいな〜〜」って思ったんだった。

だから、素直に好きな音楽を好きだって教えてくれる福ちゃんを見ていると安心したような気持ちになる。たとえ視聴しているファンがあまり知らない音楽でも、逆にめちゃめちゃ知っている音楽でも、どちらもナチュラルに話してくれるの、とても良いなって思います。

「逃げるは恥だが役に立つ」かわいいは最強だし妄想も役に立つ

お題「気になる番組」

今さらながら「逃げ恥」こと『逃げるは恥だが役に立つ』にはまった。テレビで放送されていたのは2016年らしい。恋ダンスが流行ったの、4年前なの……(呆然)。

 

恋ダンスが流行していた当時、なんか流行ってるな〜程度の認識でほぼほぼスルーしていた私(恋ダンス、みんな踊っているという割に難しそうでは、と思っていた)。最近テレビでやっていた「ムズキュン!特別編」再放送をイッキ見したらハマってしまった。面白いしガッキーも星野源石田ゆり子もかわいい。登場人物みんなチャーミングで出演者のこともみんな好きになりそう。ドラマもいいけど漫画もいい、全巻あっという間に読んだ。

きっと、嫌というほど日常に向き合わなければいけなくて、気晴らしにパーっと何かをする(劇場やライブなどで非日常的体験をしに行く、飲みに行く、色んな店を流してショッピングする、などなど)ことが制限されている最中だからこそ、日常の面白さに向き合う物語が自分にしっくりきたのかな、と思う。 

好きなのは、「誰かから必要とされたい」という願いを叶えていくためのプロセスが描かれている点と、「契約結婚」を含め様々な関係性・生き方の可能性を描いている点、「かわいいは最強」だという点です。あと、普通の日常の中でワクワクする手段としての妄想も好きです。

・誰かから必要とされるには

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就職活動に失敗し、定職に就けなかったみくりと、35年間恋愛経験がなく“プロの独身”を自負する平匡。「逃げ恥」をスーパー端的に言うと、お互いの「誰かから必要とされたい」と願う2つのベクトルが、「契約結婚」を機に徐々に噛み合っていく物語です。最初のうちは、みくりは就職と収入、平匡は合理的に生活を進める手段(みくりに家事を代行してもらう)として「契約結婚」を決めますが、一緒に生活をしていくうちに、その関わり合いの中で、どのように相手を承認し、尊重していくのか?ということが課題になっていきます。

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印象的なのは、お互いが何を必要とし、自分が何を必要とされているのかの確認と、現状の労働・生活スタイルがサステナブルかつ良いものなのかどうか?と言うことを逐一みくりと平匡の2人で話し合っていること。きちんとした話し合いの場を設けて自分の意見を忌憚無く言い合う、ということの大事さが描かれています。

1対1のコミュニケーションはもちろんのこと、対会社、対友人、対家族など、ちゃんと話をしていくことの大事さを改めて実感する。自分を振り返ると、ついつい見栄を張ったり我慢したり、小さな嘘をついたり、ということを本当に無意識のうちに繰り返していて、ちゃんと自分の意見を言わないことって結局はあまり良い結果にならないよな、と反省しました。誰かから必要とされるためには、自分の求めるものを明確に発していく必要があるのだと思った。

こうして言葉にすると当たり前のことのようだけど、例えば「(あ〜〜、この店!(おいしいのはわかるけどちょっと、いや結構高いな〜〜〜、でも席座っちゃったしな〜〜〜)いいお店だね!おいしそう!」みたいな感じのことを結構積み重ねてしまっており、その時は水に流そうとしても、後々積み重なっていった時にかなりの確率でストレス要因の1つとして思い出される、ということがあり…私がネチネチした性格だというのもあるかもしれませんが…もうネチネチもやもや思い悩まないで生きていきたいんや……。

また、「気持ちの素因数分解」という考え方も好きで、生きているといろんなことがぐちゃぐちゃと頭の中を占拠してきて考え方そのものもぐちゃぐちゃになっていくものだけど、今自分が一番求めていることって何?を定期的に考えて言語化し、優先的に考えていくともう少しすっきり生きていくことができるかも…と思ったのでした。それは自分のストレスと向き合うことでもあり、そのストレスを解消しつつ、相手を尊重するには?と考えるための第一歩でもある。

・様々な関係性・生き方

主人公のみくりと平匡は最初こそ契約結婚という体で事実婚関係になりますが、徐々にスキンシップ有りの擬似恋人→ともに恋愛感情を持っている恋人同士→入籍、という段階を踏んでいきます。結果的には恋愛関係になるみくりと平匡ですが、雇用関係で繋がる夫婦、というスタート地点に、夫婦の関係性を繋ぐものが性愛じゃ無くても良くて、その他の可能性もあるよね、ということを提示してくれている。

また、みくりの叔母で、仕事一筋で生きてきた百合と、平匡の同僚であり、17歳年上の百合に好意を持つ風見の関係性、平匡の同僚でゲイの沼田、夫の浮気が原因で離婚したシングルマザーのやっさん、2人の子供を持つ平匡の同僚・日野と、人によって様々な形の人間関係を構築している様が描かれている。コミックス3巻では、みくりが大学時代の友達とご飯に行く場面が描かれているけど、大手損保に就職したけど辛くて辞めたい人や、会社を辞めてゲストハウスを運営する人などその進路も様々。

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そのそれぞれの生き方を否定したり強く拒絶したりする登場人物があまり出てこなくて、各々が「自分はこう思っている」を淡々とこなしていっているところもすっと読みやすいのかもしれない。

まあ、こういう人いるよね的な、ちょっと困った人みたいなキャラクターも登場することは登場するけど(みくりの兄で余計な一言が多いちがやとか、漫画で後半に登場するホモソどっぷりな灰原課長、インセルっぽい北見など)、その人がどういう考えや生き方を経て現在の人格になっているのか、というところまで描かれているので「嫌な人だなあ」という思いよりも「この人はこういう考えなのか」と腑に落ちる感覚がある。

(唯一、ドラマで出てきたみくりのKYな元カレはよく分からなくて苦手かもしれない……)

・「かわいい」は最強

「かっこいい」だとかっこよくない姿を見た時に幻滅してしまうことがあるけれど「かわいい」の前では平伏すしかない、だから「かわいい」は最強だ、というみくりの主張が出てくるのですが、これには同意です。思えば、恋愛上手な友人・知人を見ていると共通しているのは「人のいいところを見つけるのが上手」だということ。「あの人(恋人や配偶者など)はこういうところが可愛いんだよね」といった言葉も、あくまで私の肌感覚ですが会話の中でよく聞くような気がします。

私自身「あの人はああだけど、可愛いところがあるから憎めないよな」と思ったり、普段は特段何の感情も抱いていない人に対して「今の発言かわいい!」と思ったり。他にマイナスな要素があっても「かわいい」という事実は簡単に覆らないし、「かわいい」と思った時のふわっとした気持ちってささやかだけどハッピーだな、と思うのです。推しをはじめ、好きなアイドルに対しても「かっこいい」より「かわいい」と思うことの方が多いかな。「かわいい」は最強。

 ↑かわいい…………。一体感のあるかわいさ。

・ドラマで好きな回:みくりが実家に帰る回・ピクニック回

親とのエピソードが絡むとグッときてしまうのだな〜〜。特にみくりが平匡と気まずくなって実家に帰った時に、みくりがお母さんから「ずっといてもいいのよ」と言われる場面は何度見てもグッときてしまう。あと、結婚相手を努力によって“運命の人”に「する」という考え方も良かった。人と人との関わり合いには、多少なりとも歩み寄りとか思いやりが必要で、もっと言うとすげー面倒くさいし精神的労力を要することをたくさんたくさんしながらそれでも相手を尊重することが大事だよね…と思った。

ピクニック回では、みくりの叔母・百合に親密さを見せて安心させるために、百合から見える位置でみくり・平匡の2人がピクニックを試みます。その途中で平匡が母の誕生日だったことを思い出し、平匡母に電話をかけるのですが、子供の時に平匡は嫌な家族の思い出としてインプットしていたピクニックの出来事が父・母にとっては実は微笑ましい思い出として記憶されていたことを知ります。

具体的には、平匡母が瓦そばをピクニックの弁当に入れ、サプライズを目論んでいたものの、平匡父は「伸びきった瓦そばを食べたくない」と主張し、残ってしまった瓦そば弁当を無理して平匡が詰め込んだ、という出来事です。ただ、この瓦そば事件には続きがあり、平匡が疲れて寝てしまったその日の帰りに、平匡父が美味しい瓦そばのお店に家族を連れて行ってくれていました。平匡は寝ていたから覚えていなかったけど、平匡母にとっては嬉しかった出来事だった。

 

 私はこのエピソードがすごく好きで、なぜかというと家族で経験、共有した思い出や出来事が、親から見た視点と子供から見た視点で異なっているということを描いているから。自分の記憶だけが確かではないし、周りの人の記憶が確かなわけでもない。さらに、同じ出来事に対面した時の心情は、必ずしも同じではない。ここで描かれているのは、個人の気持ちや視点は個人のもの、ということです。

しかも平匡は、偶然的にではありますが親との対話によってこの記憶の食い違いを確認しています。この対話→確認のプロセスこそが気持ちの共有であり、人と人とのコミュニケーションにおいて大事なことだと思った。

・日常を楽しく生きる妄想

妄想は大事。ドラマにしばしば登場する「情熱大陸」の妄想は日常的にしやすいのでおすすめです。通勤で会社に向かって歩いてる時や、仕事で外出先に向かう際に頭の中で葉加瀬太郎のバイオリンを流すだけでセルフ情熱大陸のできあがり。あと最終回の「パジェロ(東京フレンドパーク)」、「徹子の部屋」、「なんでも鑑定団」なども日常に当てはめやすい。妄想は逃避でもありますが、自分と距離を置いて客観視するための1つの手段として使えるな…とみくりを見て思いました。

 

最後に、タイトルになっている「逃げるは恥だが役に立つ」ということわざも良いですね。後ろ向きな理由で逃げたって、生き抜くことの方が大事だ、という意味。100%ポジティブなわけではないけど、私が生きていくには100%ポジティブはしんどいというか無理なので、このくらいの後ろ向きエッセンスが入っていた方が気が楽です。生き抜かなくては。