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【祝・20周年】KinKi Kids歴代アルバムから、一番好きな曲について【当選祈願】

 

今週のお題「私の沼」

 

今年は記念すべきKinKi  Kids、CDデビュー20周年の年ですね!はあ、おめでたい。

堂本さんという苗字の少年がたまたま奈良と兵庫からジャニーさんに呼ばれ、紆余曲折を経て最強の運命共同体となった……それが、KinKi Kids

 

子供の頃になんとなく「フラワー」をお遊戯で踊らされたり、TVで「打ちひしがれ事件」に遭遇して爆笑していたりした私(幼少期の刷り込み、ありがとう)がKinKi沼に落ちてから、5年程経ちましたが本当に今年はおめでたい!!

昨年「薔薇と太陽」をシングルとして世に出したことから新たな章を切り開いたKinKi Kids。紅白にも初出場しましたね。

ここ最近は、「MTV unplugged」出演や、「未満都市SP」放送、「LOVELOVEあいしてる」など話題てんこ盛りすぎてうれしい悲鳴の連続です。

さ、ら、に、「KinKi Kids Party〜ありがとう20年〜」開催も決定しています!

 

そう、どうしてもPartyに行きたい。Partyにいきたいんだ どしても。

 

そのためにはチケット争奪戦に勝たなければならない……。ここで立ち止まったらすぐに終わりが来てしまうんだ……。

  

前置きが長くなりましたが、KinKi Kidsにありがとうの気持ちをこめて、そしてKinKi Kids Party当選祈願の願をかけて、歴代各オリジナルアルバムの中の私的ベストな一曲について書かせていただきたく!よろしくどうぞっ!

 

歴代アルバム私的フェイバリット曲

 

A album  「Kissからはじまるミステリー

あのイントロ聞くだけでドキドキします。緊張感あるよなあ。

「時止まった?!」って思います。(カラオケで入れたら先輩に「カラオケ壊れた?!」って言われました。聞けばわかる。)

ftrのラップ?語り?部分含め歌声が繊細で、少年時代に録ったからこそこの不安定で透明な感じが出ているんだろうな、としみじみ感じる。触ったら壊れそうだもんな〜あの時代のKinKi。

「硝子の少年」にも言えることですが、KinKi Kidsが成長していくにしたがって、楽曲も成熟しているのがわかります。今のKinKi Kidsが歌う「Kissからはじまるミステリー」は、複雑にftrの表現する様々な色が絡まり合いながら、今にも崩れそうだけど決して崩れない壮麗な城を構築しているような印象。これからもどんどんftrが描く色が増えていくのだと思います。

今のKinKi が歌っても危うさ、神秘性はそのままに。

山下達郎作曲・松本隆作詞の黄金コンビによる楽曲。大好き。

  

B album  「ずっと抱きしめたい」

剛の歌い出しが生意気感あってとにかく好き。「友達だと言い聞かせても〜♪」って聞いただけで「あっ、この子モテるだろうな」って思う。

二人ともピュアな感じの歌い方で良いですね。ジャニーズっぽい曲だなと思う(好き)。

 

C album 「キミは泣いてツヨクなる」

歌詞がとにかくうける。聞けばわかる。彼女に浮気を疑われている男の子の曲で、ダメダメだなあ〜と思いながら「キミは泣いてツヨクなる」とか言ってるんだからもっとダメだよ!!みたいな。

大サビの「キミが好きさ 世界一」っていう部分、文脈全然違うけどKinKiに好きって言われたいから何回も聞き返した笑!

 

D album 「Misty」

この曲のイントロ大好きすぎるんだな〜〜〜。あのアルペジオ聞いただけでテンションがあがる。クールでスタイリッシュ(?)な音色。殺風景な海が見えるよ〜〜!!

イントロ部分の腕を大きくまわす振りが大好き。あと、乙コンでMistyの前振りで男性ダンサーがクラップしながらリズムとってた感じも好き。

あとは光一さんの「両手で作った双眼鏡」の歌い方がなんでかわかんないけどとても良い。上手いとか聞き惚れるとかではなくなんとなくぐっとくる。

 

E  album 「-so young blues-

光一ソロじゃん!って感じですがこういうエンタメどっか〜〜んみたいな曲大好きなんです。こういう曲調なら二人で歌っても良かったのでは…。

光一の曲構成って独特だと思う。冒頭〜イントロの展開も急展開だし、「泣いて焼いてもう明日には〜♪」もいきなりそうくる?!って思う。めまぐるしくメロディーがかわっていくから聞いていて面白い。Familyの転調前部分も全く今までの展開になかったメロディーが登場するしね。あえてそうしてるんだろうな〜すごいな〜。また光一さん曲書かないのかな〜。

 

F album 「ひらひら」

こういうスウィングした曲を歌うの、おそらく剛の方が得意というか剛の細かいリズムの取り方にマッチしていると思うんだけど、だからこそ光一の「この坂でキスしたっけな」が映える。本当はもっとはねたリズムで歌ってもいいと思うんだけど、イーブン気味で歌ってるから、剛と良い意味で対照的で、一度で二度おいしいみたいな(?)

あと単純に剛、作曲的な意味でおしゃれやなーと思う。

 

G album -24/7-  「Destination

テンション上がる〜〜〜!!ホーンセクション大活躍!!バンドもダンスも映えるエンタメ曲!!ホーンのキメがかっこいい。

Lコンでセンターステージにバンド、ダンサー、KinKi Kids、ふぉ〜ゆ〜が円を作って演奏してたの最高にかっこよかったな!!一体感あって。その時に、ふぉ〜ゆ〜の辰巳が大サビ前でくるくる高速回転してたのも本当に好き。またコンサートでやってほしい。そしてコンサートに行きたい。

 

H album -H・A・N・D- 「駅までは同じ帰り道

この曲って意外にftrが大人?になってからの曲だったんですね。

てっきり通学とか学校帰りのことを歌っていると思い込んでたのでもっと若い時の曲かと笑。

ポップな片思いの曲でかわいい。この曲に出てくる男の子、ダッフルコートにマフラーとか巻いてそう。こういうときめきがあれば通勤も楽しくなるんだけどな…。

 

I album -iD- 「Night + Flight」

夜フラフラしてる系の曲が好きなもので。KinKi でいうと星見ル振リも大好き。フィッシュマンズのナイトクルージングやスピッツの夜を駆けるとかもそうなんだけど、夜、ライトや星の光がキラキラしている空間を、走ったり飛んだりする疾走感や清々しさが心地良い。

夜間のフライトとか夜のお散歩って昼間よりもドキドキするじゃん。

 

φ 「銀色暗号」

φって、やっぱり気合い入ったアルバムだと思っていて、曲のバラエティが豊富というか、KinKi Kidsの世界観の幅広さを見せつけてるよなあと思う。だから選ぶの本当に難しいけど、でも銀色暗号が最高です。

最大の俺らがKinKi Kidsやで見せつけ曲だと思う!剛作詞、光一作曲の合作だし、ftrもKinKi Kidsドヤァと思いながら作っているにちがいない。そうじゃないとこんな渾身の一撃できない。

言うなれば愛のかたまりもそうなんだけど、愛のかたまり人気って、本人たちの予想を超えて広がったもので、良い意味でftrの読みは外れていたと思う。

その点、光一が「こういう曲をKinKiが歌えば絶対に良い曲になる自信があった」と公言している銀色暗号の方がドヤァ感が強いのは私のような小娘が言うまでもないかと!!

「問い質さないで 壊れるから」って言われてしまったらもう、、見守るしかできないのに気になりすぎるんですけど。ftrが仲良すぎて無意識のうちに普通だったら驚くような行動をした時に「問い質さないで 壊れるから」案件って言われてますね…仲良しは良きかな。ずっとそうであってほしいし見守っていきたい。

銀色暗号ってなんなんだろう…本当に……。

最後の「堕ちて 堕ちてく あなたのすべてに」の部分、宇宙の中をものすごい速度で駆け抜ける隕石みたいなイメージです。(?)

 

J album 「宝石を散りばめて」

これもイントロの振りが好き(笑)。ポーズ!ポーズ!みたいな。名前があるのだろうか、あのキメごとに静止する振りって。

Jコンで披露されていますが、ftrが引き連れてる感がすごい。

オリエンタルな感じの曲調と宝石っていうワードから艶やかさ、奇麗さに吸い寄せられて聞いてしまう曲。いつも何となくで聞いていたので不思議曲だな〜と思っていたけど、ちゃんと歌詞読んでみたら「夜!!!」「官能的!!!!」みたいな歌詞(はしょり過ぎ)で今更ながら驚きました。

J albumってなんとなく世紀末みたいな、映画のエンディングみたいな気持ちになるんだよな〜。KinKi Kidsのアルバムの中でも異色というか、アルバムの統一感が強いと思う。

 

K album 「いのちの最後のひとしずく

「剛の歌い出しが尊いで賞」を贈りたい!!!!「横顔の〜♪」だけでビール3杯は飲める!!!歌い出しだけで世界にぐっと引き込んでくれる感じがしますね。

K albumは、Family〜ひとつになること(ftrの合作曲)を軸に、世界、家族、友達、人と人とのつながり、生命といったテーマの曲が集まっています。Kには「絆・軌跡・感謝・感動」がかけられているらしい。

いのちの最後のひとしずくまであなただけを愛してる」って、揺るがない覚悟をもって歌わないと歌えない、伝わらない歌詞だから、ftrが今まで積み重ねてきた表現力だったり曲の解釈力だったりが凝縮されていて感動する。ストリングスの透き通った音色と鉄琴のキラキラした音が華やかな印象で、聞いているとなんとなく夜明けの海と桜が見えます。山下達郎に足向けて寝られない。

 

L album 「勇敢な君に」

コンサートで歌ってほしかった……歌ってくれたら嬉しすぎて気絶するかもしれない…。(L albumのイベントでは歌ってたけど。)

「光一の歌い出しときめくで賞」を贈りたい!!「返事がないね 君の心 僕の声届くの?〜♪」って、あんなかっこいい人にそんなん歌われたら気絶しますわな。想像しただけで心拍数上がる。矢野顕子、天才。ときめきのツボを理解していらっしゃる。間違いない。

矢野顕子が楽曲提供をするって聞いて、「どんな曲なんだろ〜♡」ってワクワクしながら初めてこの曲聞いた時の衝撃。衝撃波で軽く吹っ飛んだ記憶があります。

予想外の展開だったんです。あんなに強いサウンドと歌詞で攻めてくるとは。

歌詞全体的に好きすぎて全部書いたろかみたいな気持ちにもなるのですが、キラーワードとしては、「取り乱した君の腕は僕がしっかりつかんで離さないから」と、「一番の友達は僕さ ただの恋人じゃない もうこれ以上進めないなら 二人で引き返すのさ」

 

………これに太刀打ちできる言葉がねえっす。

KinKiの二人の関係性みたいなものとも重ねられるな〜とか考えているとなんかもう素敵!!!素敵!!!

ftrはもちろん恋人ではないけれど、なんか関係性とか超越した関係性を持っていてだからこそファンはftrの関係性を大事に思っているんだよな……。(話が横道にそれました。)

 

M album 「エゴイスティック・ロマンス」

これ、誰かがそう公言したのを聞いた訳では無いですが不倫の曲ですよね?

M albumだとたいむ・とらべ・らばーずも好きなんだけど、「不倫泥沼状態を男が開き直った曲じゃない?」って思い始めてから気になりすぎて、何回も聞いてしまう笑。

歌詞は退廃的で美しいですね。

「僕の羽を濡らさないで」とかね。まあタイトル通りエゴイスティックだけどな!

 

N album 「KING PROTEA」

N albumはftrも言うように全編ポップなアルバム。聞いていてハッピーになるので通しでよく聞いてます。

これって堂島孝平さんの人柄なんですかね。ポップでハッピー。

N album、本当に全部良い曲なので選びがたいですが、一番優しく一番イケメンな曲だと思うので。ふわっと優しく包み込みながら背中をおしてくれる曲。

だいたい、KING PROTEAって何だ?と思いまして調べたら、お花の名前でした。

赤寄りのピンク色の花で、貫禄があります。その花の立派さから、ギリシャ神話のプロテウスに由来してプロテアと名付けられたらしい。

あまりギリシャ神話詳しくないですが、さくっと調べたところによるとプロテウスって色々なものに変身できる能力を持っていて、「寄り道しながらも恐れず成長、変化していこう」みたいなこの曲のテーマともリンクするのかな、とふと思いました。

因みにKING PROTEAの花言葉は「王者の風格」。それってKinKi Kidsのことと理解して宜しいでしょうか!!!この曲もKinKiの軌跡とリンクするんだよな〜〜〜。

KinKiも噂とか不安とか孤独とかに立ち向かいながら、それぞれの歩幅で歩いてきたんですよね。今までもこれからも。

生で聞けたら絶対泣ける。

 

 

 

書き切った。次のアルバムも期待して待っているよ!!!めっちゃ豪華版にしてくれていいよ!!!

KinKi Kids Party」当たりますように。

KinKi  Kids大好き。

 

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