文を書く in TOKYO

ファッションとエンターテインメントについてふわふわ語る

推しの舞台を見て自分の理解力のなさを思い知った、ぼくの友達 - ふぉ〜ゆ〜辰巳単独主演

ふぉ〜ゆ〜の辰巳雄大単独主演の舞台「ぼくの友達」を見ました。

f:id:kyanakoforyou:20180214005113j:image 

運良く2回見る事ができたのですが、1回目見たときは正直良くわからなかった、というのが正直な感想。

見たままに受け取り、聞こえる言葉のまま受け取ると理解する事が出来ない。あまりに受け身な姿勢で臨みすぎました、反省。あの、本当に何もできなかった期末テスト後みたいな心境で、DDD青山クロスシアターを後にしたわけです。ふぉ〜ゆ〜でイチオシの辰巳の単独主演だというのに!晴れの舞台を目の当たりにしているというのに!

でも周りにいた素敵なお姉さん達は楽しそうにキャッキャしていて、ツイッターを見てもとても面白かったとか、泣けたとか、「え…みんなわかったの?あれ?」って思いながら途方に暮れた。わかってないの私だけや。

情けない気持ちに鳴りながらカレー食べて帰りました。※美味しかった。劇場から表参道方面に歩く途中にあるから福ちゃんの「DAY ZERO」の時も行ける!

ハブモアカレー

食べログ ハブモアカレー

 

2回目に行く直前、めっっちゃパンフとツイッター読んだ。いや、それでも2回目不安だったけど。またわからなかったらどうしようって。私これ1回坂本くんの舞台でやってるんだよな。雰囲気だけ楽しんであとは「?」みたいな。あかーん!!私的にそれでは不完全燃焼だ〜〜〜! 

kyanakoforyou.hatenablog.com

 

でも、2回目は予習してきたという心の余裕があるだけで、思い込みかもしれませんが初回よりもすっと物語に入り込めた気がする。ネタバレをなるべく見ないようにする派だったけど、ネタバレで予習するのもまた良いかもしれない。

 

冒頭、辰巳が客席後方の入り口から登場。私の席は辰巳が通る通路よりも後ろだったので、同じ視点から、物語の世界へ突入する事になります。

水辺に面したフランキーの家を訪れる、辰巳演じるトニー。サングラスにスーツ、ネオンカラーのソックスが目立っていた。なんだか、ポール・スミスのビジュアルを見ているような、爽やかファッショナブルな出で立ちでした。辰巳もつよしみたいにファッション連載とかやればいいのにな。ファッション誌じゃなくてもさ、ダンスクとかさ。

 

この、トニーという男、まじで怪しい。初回見た時の「?」の一つ目は、トニーが怪しく、本当の事を言っているのか嘘を言っているのかわからなくて「なんなんこいつ?」の「?」だったと思う。適当に返事をしたり、辻褄を合わせているような、焦ったしゃべり方に、モヤモヤモヤっとした。

また、田中健の演じるマフィア、フランキーとのやり取りの中で浮かび上がる2人の共通の"友達”パーシー。重要な人物っちゃ重要な人物なんだけど、舞台上には出てこないし、トニーやフランキーとの関係性もはっきりと描かれる訳ではないので、「パーシーって結局誰やねん」っていうのが2つ目の「?」。

 

でも、2回見て思ったけど、上記の2つの疑問はそんなに大事ではない。…多分。というのは、結局トニーがフランキーに近づいた目的は後半部分ではっきりと描かれていて、前半部分のやりとりが嘘だろうが本当だろうが、どっちでもそんなに物語の本筋に影響しない。また、パーシーという人物そのものは観客の想像力に委ねられているが、パーシーを介したトニー、フランキー、そして香寿たつきが演じるシャロンの3人の関係性こそが重要なのであって、パーシーって誰や?にとらわれていると話についていけなくなってしまう。というか、私は初回、それでついていけなくなった。もちろん、パーシーは結局どんなやつだったんだろう?とか、トニーはどうしてあんな事を言ったんだろう?とか後で考えるのは楽しいと思う。

 

シャロンの存在は、物語のアクセントになってとても良いなあ!と思いました。彼女が作るミントジュレップがまずいとか、彼女が実はトニーのファンだったとか、抽象的な世界の中ですごい現実に近いというかわかりやすい行動を取ってくれて、身近に感じられる。香寿さんだったからあのキャラだったのかなあとも思う。とってもチャーミングだった。香寿たつきバージョンのGACHIも見たかったな…(まだ引きずっている)。

 

kyanakoforyou.hatenablog.com

 

ミントジュレップ飲んだ時のトニーの声面白かったなー。コミカルな感じ。コンビニ強盗のところもなんとなくわちゃわちゃしていてコミカルで、そういうところって、辰巳の魅力だなあと思う。ふぉ〜ゆ〜でいると、ザキさんとか福ちゃんがキャッキャしてるイメージだけど、アワアワしている辰巳、よかったなあ。あとは柱に手錠で固定されているところですかね。シャロンにサイン書いてあげるシーンが印象的でした。転がるペン、動く椅子、手が使えないから足で引き寄せて書くみたいな、一連のトニーの動きと、トニーの大変さを気にも留めないシャロンのウキウキした可愛さ。舞台装置と、2人の立ち位置を上手く使った演出だなあと思った。

 

手錠にかけられたまま、トニーはフランキーに向かって迫真の演技を見せる。そこから、トニーの心が動かされていく様子が描かれているけれど、そこで「力(暴力、フランキーが象徴するもの) vs 芸術(映画、トニーが背負うもの)」みたいな構図が見えました。もちろん2回目の観賞で。芸術が力に勝てるのか、それとも負けるのか?みたいな、ギリギリのゲームが後半繰り広げられる。

たとえば、フランキーがトニーの演技に感動した瞬間は、芸術が力を抑えた瞬間で、反対に、トニーの悪ノリによってフランキーの機嫌を損ねた時は、優勢だった芸術が落ちかける。でも、ラストにかけて、トニーが出演する映画に協力的になっていくフランキー。フランキーによるノリノリの演技指導も見所の一つ。シャロンやトニーが、様々な表情で演技をはじめ、畳み掛けるような展開が面白い。辰巳振り切ってるなーと思った!

しかし最後の最後で、無茶な要求をトニーにけしかけ、形勢は逆転。映画を守るためにトニーは本気になれるのか?という所をクライマックスに描いている。

 

もし3回見ていたら、3回目はもっと楽しめたのでは……、と思う。2回目見て初めて気付けた点がとにかく多かった。でも良い教訓になりました。考えながら見ているつもりでいたけど、もっと想像力働かせながら見た方が楽しいよね。年始から良い舞台を見る事ができて良かった!単独主演おめでとう。

でもEndless SHOCKで踊りまくる辰巳も好きだから、次は出てほしいな(笑)!

(福ちゃんの「DAY ZERO」もチケットがとれますように)

私のアイドルが放つ殺し文句について

今週のお題「私のアイドル」

 

この人がこの言葉を放つから、ときめきで失神する、そんな殺し文句を彼らの歌詞から抜粋し書き並べてみます。

私のアイドルはKinKi KidsTHE YELLOW MONKEY椎名林檎(東京事変含む)です。ここではアイドルの定義=憧れの対象とし、アイドル活動をしている人、ということではないです。

歌詞カードを凝視する機会が悲しい事にあまりないので、耳に入ってとどまっていた言葉達をピックアップしました。音+言葉+歌う人奏でる人がいて、それがピタッとはまった、そんな時にリスナーとして仕留められる気がします。

 

 心のやり取りにまつわる

 妙な甘えでもう誰も失いたくない(東京事変 「心」)

帰り道の着信は 今も心揺さぶる 立ち止まり はやる胸に 届く 迷惑メール ほっとしたりもして(KinKi Kids 「星見ル振リ」)

返事がないね 君の心 僕の声 とどくの? 待っていたんだね ドアを開けて 言ってほしいんだね 大丈夫と 取り乱した君の腕は 僕がしっかりつかんで 離さないから(KinKi Kids 「勇敢な君に」)

 →ダイレクトに心の中や思い出に踏み込んできた、そんな言葉達だと思う。

 

生きるために

何も要らない私が今 本当に欲しいもの等 唯一つ、唯一つだけ(椎名林檎カーネーション」)

もっと不幸を知って・・僕の所為で噫草臥れて いかりに震えたら仕合せの合図さ(冨田ラボ feat.椎名林檎 「やさしい哲学」)

もしも彼らが君の 何かを盗んだとして それはくだらないものだよ 返して貰うまでもない筈 何故なら価値は 生命に従って付いている(椎名林檎ありあまる富」)

今まで僕らは世界一幸せになる為に どれほど加速して来たかわからない 神さまお願いです、あきらめさせて(東京事変空が鳴っている」)

潮は満ちてく ひざから肩へ 苦しさを越え 喜びになる 身体バラバラ 溶けてダラダラ 天国が好き 僕は幸せ(THE YELLOW MONKEY 「天国旅行」)

頭が有れば要は簡単に片付いて 子供と呼べば汚されないで済むのさ(椎名林檎 「意識」)

→生きていくためのアドバイスみたいな感じ。


椎名林檎 - ありあまる富

 

かわいい

もつと澤山逢いにゐらして下さい…さう口走つた君。僕は愛ほしく思ひ、大層動じたので、前髪の成す造形に神経を奪はれて、(椎名林檎 ポルターガイスト)

ラメ入りの紅茶飲んで僕達はゴージャス(THE YELLOW MONKEY ゴージャス)

鳥たちが飛び立ってくよ 高い空へと 僕等もいつかあんなふうに飛べるだろうか? 家に帰るときにも「じゃあな」と言って別れた 明日また会う約束なんてすることもなく(KinKi Kids FRIENDS)

→かわいいな、と思って。ラメ入りの紅茶ってどんな紅茶だ。

 

虚構

TVのシンガー これが現実 君の夢など思い過ごしさ 誰かの憧れ(THE YELLOW MONKEY 「TVのシンガー」)

どんな邪が 胸を侵して いつか枯れ落ちていくの 対になっていたって 輪郭がぼやけて 視線 捕まえられずに(東京事変 「シーズンサヨナラ」)

→幻だよね。

 

逃避行

何色のパスポートでも行けない場所を 僕の心に作れたらいいな(KinKi Kidsサマルェカダス 〜another oasis〜」)

この世は金 金さえあれば 恐くないね 僕の麗奈 お願いだ この僕と 手をつないで地獄を見に行こう(THE YELLOW MONKEY 「薔薇娼婦麗奈」)

ひとかけらの罪を 胸に隠したまま 新しいキスしないか 長い旅かもしれないよ(THE YELLOW MONKEY 「ロザーナ」)

→手を引いていってくれるような感覚が好き。「サマルェカダス」はより深い自身の内部への逃避行ですね。


ロザーナ / THE YELLOW MONKEY

 

愛について

“ねえ あたしは誰よりもあなたを愛してる”と 僕より残酷な歌を歌う(THE YELLOW MONKEY 「追憶のマーメイド」)

何度も誰かを好きになっても あなた以上、愛せない(KinKi Kids 「Million Secrets Of Love」)

誰もがわたしを化石にしても 貴方に生かして貰いたい(椎名林檎 「旬」)

粉々にしてよ 紫のサテンの夜なら(THE YELLOW MONKEY 「LOVERS ON BACKSTREET」)

→今のところ思い描く愛ってこんな感じ。


椎名林檎 - 旬

 

海とか空とか風とか

海の果ての果てで恋も欲望も 波のように砕け散って幻になれば(THE YELLOW MONKEY 「聖なる海とサンシャイン」)

鮮やかな夜が 零している 銀色暗号 問いたださないで 壊れるから(KinKi Kids 「銀色暗号」)

青空に目を伏せて ぼくは船に乗り込む 桟橋を走ってる 君の髪雪崩れて(KinKi Kidsスワンソング」)

誰よりも高い場所から 誰かにこっそり見られたい 雲に太陽のナイフが刺さって(THE YELLOW MONKEY 「砂の塔」)

言葉はもういらない ただ風に消えてゆく(KinKi Kids 「Tears」)

この景色は数々の犠牲を超えた希望の海 愛も求めるものじゃいけない 波へとそっと捧げていくものなんだ(KinKi KidsFamily〜ひとつになること」)

→だだっ広い海とか空はいろいろな人のいろいろな思いを知っている。


聖なる海とサンシャイン / THE YELLOW MONKEY

 

悲しみについて

恋はミステリー 人は胸に 悲しい謎をかくして 生きている 恋はミステリー 誰かぼくの胸のナイフを静かに抜いてくれ(KinKi KidsKissからはじまるミステリー」)

かなしみが声を殺してわたしを待ち構えている(東京事変 「絶体絶命」)

「何が悲しい?」と尋かれたって 何も哀しんでなど居ないさ 丁度太陽が去っただけだろう(東京事変 「落日」)

叶わぬ夢ばかり見てたよね 今もあの日の声がする 星の下の窓明かりの 哀しい色が瞳にしみるよ(KinKi Kids 「哀愁のブエノスアイレス」)

→いつも悲しいから「Kissからはじまるミステリー」はそうだよね、という感じ。「落日」は“太陽が去る事”から私達は逃れられないよね、ということを知った。

 

おまけ

f:id:kyanakoforyou:20180130235458j:image

キラーワードということではなく最近の気づき。KinKi Kids「薔薇と太陽」の青空に咲いたよ、夜空に咲いたよに続く部分は愛から始まる生命の循環みたいなことだったんですね、という解釈に行き着きました。

儚く散った後は広い宇宙に投げ出されてただの個に戻っていくような感じ。

ふたつに割れた愛の欠片をKinKi Kidsの2人になぞらえることもできますね。

節まわし的には「愛され愛したならそれでいいじゃない」が好き。

 

シューズあれこれ〜陸王とマノロ・ブラニク〜

お題「最近見た映画」

遅ればせながらドラマ「陸王」にハマりまして。

老舗の足袋屋さんが業績回復を図るため、新規事業として地下足袋をベースにしたランニングシューズを作るお話ですね。

放映中全然見てなかったのが悔やまれる〜〜!めっちゃ良い話やん。私も一緒に世間の盛り上がりに付いていきたかったなあ……。役所さんめっちゃ良い社長さんや……!かっこいいし。

足袋履きたくなりました。マルジェラのタビシリーズ、欲しいとまでは思ってなかったけど今ものすごくきらめいて見えるぞ……。あまり良く知らなかったけど、タビブーツだけじゃなくてミュールとかフラットシューズもあるのね。メタリックタビフラットが可愛いと思います、強そう。 

↑タビブーツ、今日履いている方を見かけてアッて声出た。

陸王」が描く老舗足袋メーカー、こはぜ屋は物作りにおいて高い技術力を誇る企業でありながら、足袋の需要が減っていく現代の中で縮小せざるを得ない状況。めっちゃリアルなお話。

 伝統的な染めや刺繍の技術も、とても貴重なものなのに“需要が少ないから”というあまりに合理的であまりに冷酷な理由で継承が難しくなってしまう。当然のことだと言えばそれまでなんだけど、失われていけばもう取り戻すことができないのだから、守るか、発展させて技術そのものを保存していくかのどちらかしかない。

海外の民芸品もそうだし、地方に行った時にお土産屋さんに並ぶ民芸品もそうだけど、ああやって店頭に並べられているところだけを切り取ると、人が作っていることを忘れそうになる。でも、生地一つとってもそこに膨大な量の時間と労力がかかっているんだよねえ。そして良いものづくりをしている方達って、大概そういう時間と手間を楽しいと思っているんだよね。

陸王」も、ものづくりが楽しい!!大変だけど!!っていうこはぜ屋一同の情熱が描かれていて、そこがとても素敵だと思いました。原作も読んでみようかな。

 

陸王

陸王

 

 

靴つながりですが、映画『マノロ・ブラニク トカゲに靴を作った少年』を見に行きました。


映画『マノロ・ブラニク トカゲに靴を作った少年』60秒予告編


マノロさんもやはり靴を作るのがものすごい勢いで好きなんだな〜〜と思った。独特の上品な美しさは、マノロの研ぎすまされた美的感覚からくるものなんだなと実感。お庭もとてもきれいでした。植物が好きなんですね。藤の花とのシーンが印象的だった。

個人的には、ジョン・ガリアーノが出てきた時点で「ハッッッ、ジョン・ガリアーノ!!!!」と思いました。あの人愉快でスーパーユニークだから好きなんだよな。スクリーンいっぱいに彼の愉快な感じがあふれていました。そしてガリアーノの無邪気っぷりを飄々と受け入れているマノロもまたすごい。

マノロはもっと気難しい人なイメージを勝手に持っていましたが、思ったよりおしゃべり好きなのかなという印象。でも、自分の価値観みたいなところは固くて、他人に領域を踏み込まれたくない感じはした。


『マノロ・ブラニク トカゲに靴を作った少年』本編特別映像

天才が故に孤独みたいなことってよく言われますけど、マノロの場合も当てはまっているように思う。でも、その孤独を自ら求めているような気も。

ソフィア・コッポラの『マリー・アントワネット』のシューズもマノロだったのね。知らずに見てたけど可愛かったな。あのクラシカルな雰囲気とパステルカラーは、普段の自分が身につけるものには確実に選ばないけど、それでもときめく。

あとリアーナの貫禄がすごい。

「ハンギシ」というバックル付きのパンプスがかわいい。

 

【次のゲームを始めよう】吉井和哉自伝 失われた愛を求めて・オトトキ【イエモン沼に落ちました】

お題「年末年始に見たもの・読んだもの」

 

f:id:kyanakoforyou:20180107220100p:plain

2017年12月の東京ドーム公演でイエモンことザ・イエロー・モンキー(THE YELLOW MONKEY)沼に真っ逆さまに落っこちた私。あの日を境に、必死になって過去の彼らの足跡をかき集めている。っていうか最近イエモンのことばっかり考えている。「ロザーナ」ばっかり聞いている。彼らの影響なのか初売りのセールでは花柄のニットを2枚も買ってしまった。そのうちスパンコールまみれの服を買い出す気がする。だってボタニカル柄着てる吉井とエマかっこいいんだもん。革パン履いてる男の子見ると目で追っちゃうもん。そういえばドームの時も、花柄カーディガンに花柄ジャカードのパンツで参戦した。自分の予想を超えて楽しんでしまい、社会の窓が全開だったことに気がついていなかった。誰からも見えてないと思うけど、地味に恥ずかしい。

 

吉井和哉自伝 失われた愛を求めて』

それで、ボーカル・吉井和哉の自伝『失われた愛を求めて』を改めて買って読んでみました。私が熱心にロッキングオンの雑誌を読んでた時期(中高生ぐらいの時)に発売された本で、結構吉井のインタビューとか対談もまじめに読んでたから自伝の存在も知ってたけど何となく買っていなかった。こんなに大人になってから買う事になるとは。

 

失われた愛を求めて―吉井和哉自伝

失われた愛を求めて―吉井和哉自伝

 

 

吉井の自伝ぱーっと読んで思いましたけど、イエモンを結成するまでの吉井、「太っていたこと」が結構彼の中で大きなコンプレックス?というか気にしていたんだなあと思いました。よくメディアで太っていたことを発言しているから、昔の自分いじりみたいな、一種の自虐ネタのような感じで捉えていたのですが、それだけではなくて、太っていた自分はもはや呪われていたというぐらいの、怨念がこもっているような気がした。結びついてしまうからでしょうか、太っていたときのモヤモヤしていた自分の状況と当時の自分の姿が。わかんないけど。だって、何回「このとき太ってたし」って言うの?って思って。本の中でめっちゃ何回も「太ってたし」って言っていて、そんなに言うんだ!と思いました。印象的。

 

あんまりメンバーとこの時どうしたこうしたみたいな事は出てこなくて、吉井の心情がメイン。自伝だから当たり前か?でも、逆に言えば、ずっと自分自身との戦いだったということなのかなと思いました。すごいうねうねしてもやもやして、いろんな状況にさらされて、吉井の人生はとてもダイナミックで紆余曲折の振り幅がものすごいけど、人間誰しもそういうものだよな、と共感できる部分もあり。目の前真っ暗だったけど意外にすぐ晴れて来たりとか、めちゃめちゃ調子いい時の終わりがいきなりやってくるのではなくて徐々に徐々に忍び寄ってくる感じとか。

 

あとは、イエモンの活動後期に吉井が「俺をクビにしてくれ」って言い出した時のヒーセ、エマ、アニーの反応、ちょっと不謹慎かも知れませんが、3人とも良い人すぎてほっこりした。すごい優しいと思う。「ハア?」みたいな人誰もいないんだもん。キレ出す人とか。実際どうだったかはわからないので言い切れないけど、まあ吉井が追いつめられていたのは側にいたメンバーだったらわかっていたと思うから、思いやりというか、気遣いがあっての反応だったのかなと思う。っていうか純粋にイエモン、昔も今も仲良すぎない?みんな良い人だからですか?そんな関係性ってあるんだ?と思いました。一緒にずっとバンドしていて、解散したあとも定期的に飲みに行ったりお互いの活動見たり、で、再結成して、グループLINE作ってキャッキャして、仲良すぎない??

 

浮き沈みは相当激しいんだと思うけど、吉井は基本的に正直っぽい人ですよね。思うままに動くタイプで、そういうところが素敵で魅力的なんだと思う。あと、ちょっと愉快な人ですよね。「はははは。」ってたくさん書いてある。

 

イエモン復活後のドキュメンタリー映画『オトトキ』

映画『オトトキ』も滑り込みギリギリセーフで見に行ったんですけど、もう近くの映画館終わってしまったけどもう一度スクリーンで見たい。4人それぞれがすごい魅力的なんだよな。

 


映画「オトトキ」予告

 

私、学生時代はとにかくヒーセの事しか見ていなくて(爆)。※ロッキングオンの抽選に奇跡的に当たってサイン入りポラを頂いたことがある。大事に持ってる。(ありがとうロッキングオン。)ずっと強火ヒーセ担みたいな感じだったけど、やっぱりヒーセめちゃくちゃかっこいいなと思った。優しいし。メンバーもお兄ちゃんみたいな存在として捉えてるような発言をしてますが、もはや母性を感じる。父性か。

 

アニーのまっすぐ!な感じもいいと思うし。見た目そっけなくみえるのに意外にしゃべるの好きな感じ、とても良い。硬派でまじめだよね。そしてアツい。あと、アニーってめっちゃ理系の人だなあと思う。合理的なしゃべり方をする。でも感情的でもある。

エマは、素でやってるのかもしれないけど、ギャップ萌えの要素を詰め込んだような感じ。なんであんなにふわふわしゃべるのに演奏中かっこいいんですか!!ここ最近エマのことばっかり考えているな!どうしよう!よく流し目とか言われてるけど、けっこう鋭い表情するのが印象に残っている。インタビューは柔らかい感じだけど、いざ!っていうときの表情、鋭い。若いときはあんな鬼気迫る感じの表情をしている印象が無かったからちょっと驚いた。個人的ハイライトは、エマが歯磨きしているところです。ほんのちょっとだけだけど。

吉井は自己管理をめっちゃ徹底していて、KinKiの光一とかアルフィーのたかみーに通じるものを感じた笑。表に出る人って、代わりがきかないしそうせざるを得ないんだと思うけど、それにしても凄い。あれだけ気をつけていても色々あるものなんですね、人間って。これはメンバー全員に言えるけど、人間味があふれていて、演奏にもあふれていて、人間が演奏しているな!っていう確かな実感を得る事ができました。人間味っていうと味気ないな。体温とか気分とか、そういったもの全部演奏に反映されていて、だからこそイエモンの音楽に惹かれるんだなと思った。

ラママのライブのシーンも素敵だった。曲全部ききたい……とも思ってしまいましたけど笑。ちゃんと映像化したやつ買うけど笑。すごい一人一人の表情?にフォーカスしている感じがして、普通のライブ映像って、ああいう撮影の仕方しないから、生き生きとしていて良かったなあ。

 

【Amazon.co.jp限定】オトトキ (オリジナルステッカー付き) [Blu-ray]
 

 

そもそも、『オトトキ』公開されたの11月なんだから、その時点でさっさとみに行っておくべきでした。“4Pしようぜ”のキャッチコピー気になってた訳だし……。煽られてんな、と思いつつも気になったわけだし……。すぐ見にいかなあかんやん、11月の私。 

ちょっと今、頭の中で、イエモンとデートするんだったらどんな服着ていこうかな?ということを考えています。(KinKi Kidsとのデート服も常に考えています。)どんな化粧すればいいんですかね?長年のミーハー精神が疼いている、そんな感じです。

【KinKi Kids】お正月に昨年1年のライブ・舞台を振り返る【V6ふぉ〜ゆ〜】

お題「2017年を振り返る」

あけましておめでとうございます!新年、良い年になりますように。

 f:id:kyanakoforyou:20180101123216j:image

昨年1年色々ありました。特に上半期は転職するまでのあれやこれやが大変で浮き沈みが激しかったけど、そんな中でもライブとか舞台は全力投球で臨んだ一年であった……。来年もチケットが順調に当たりますように←

そんなこんなで、本当は大晦日にUPしたかったけど間に合わず、新年一本目の更新は2017年度に参戦したライブや舞台を振り返ろうと思います!もっと早めから書いとけって話なんですけどね、、一日で書けるかなと思ったんだもん……。

若干1組だけジャンルが異なりますが、まあ関係なくもないからいいかしら!

 

 

  • 2017年1月 舞台「足跡姫」

妻夫木聡宮沢りえの舞台でした。野田秀樹作・演出。スペクタクルだったなあという感じ。妻夫木聡は、目が本当にキラキラしていてテレビで見るまんまだな!と思いました。宮沢りえも素敵でした。森田剛が主演を務めた「ビニールの城」の宮沢りえが素敵すぎて、「足跡姫」見に行こう!と思った記憶が。

 

  • 2017年2月 舞台「Endless SHOCK」

帝国劇場の公演。コウイチ、ヤラ、フクダ、マツザキの組み合わせ。5列目という至近距離で初めて堂本光一を拝んだので、衝撃がすごかった。リボンフライングって、あの赤い布前の方の席のお客さんの頭にぼはあって当たるんですね。前に座っていた女性の髪がぼはあってなっていて、「おお!」と思った記憶が。あとオケの指揮者のお兄さんがかっこいいという発見。前列の席すごい楽しかったけど、演出全部見るなら、後ろだったり真ん中ぐらいの列の方が良いかと思いました。「ONE DAY」とかあんま見えなかった。博多座の時は前の方でも「ONE DAY」見やすかったので、劇場の構造的な関係なんですかね?まあどこで見ても楽しいんですけどね!!2階席から見るフライングは最高です。

  

kyanakoforyou.hatenablog.com

 

  • 2017年3月 舞台「Endless SHOCK」

一般受付に鬼電して取った3月公演。落ち着いて見られました。2月の時は席が前すぎて、吐くぐらい緊張していたのですが笑、3月は余裕を持って見る事ができました。思えば、ライバル・ヤラはこの公演を最後にしばらく?というかもう完全交代なのか、2018年春には見られないんですね。キャストのリフレッシュへの期待感もものすごいとてつもなくありますが、ライバル・ヤラをずっと見続けてきたから寂しい気持ちもあります。あのまさに“ライバル心むき出し”な感じ、私は好きでした。自分の挫折感とリンクするところもあり、屋良くんが舞台上で怒鳴って苦しんでいるところを見ると、心が浄化されていくような感じがしていたなあ。私歪んでるかなあ。好きなヤラは、コウイチが息を引き取ったと知って、オーナーに「嘘だよね…?!」って泣きつくところです。大体私も泣いてる。

 f:id:kyanakoforyou:20180101121914j:image

  • 2017年4月 舞台「それいゆ」

2016年12月に見に行ったふぉ〜ゆ〜の主演舞台「23階の笑い」初演で完全に辰巳雄大にハマった私。「それいゆ」再演と聞いてすぐにチケット取りました。なぜ初演のとき見に行かなかった、自分。

イラストレーターでありデザイナーの中原淳一の生涯を描いた作品で、中山優馬くんが中原淳一雄大くんがそのアシスタントを務める桜木を演じていました。桜井日奈子ちゃんが可愛かった。中原淳一ってこういう人だったのか!と思いました。美しいものへのこだわりを戦時中でも、時代の流れが変わっても貫いた人。才能もあったのかもしれないけど、なにより凄いのはその一貫して自分の考えを曲げない強さだと感じた。辰巳が演じた桜木は、中原淳一先生の下で自分の才能にコンプレックスを持ち、最終的には中原淳一のもとを去り、大衆性を身につける事で活躍していった人。切ないよね。めっちゃ才能あって考え方も他の人とは明らかに異なっていて、みたいな天才肌の人に、かなわないって日々実感させられるのキツい。辰巳くんが着てた、国民服みたいな衣装似合ってた。

一番好きなところはもんぺを着た桜井日奈子が、「先生も我慢してよ!私だって我慢してるんだから!」って優馬くんに詰め寄るところです。中原淳一がもんぺのイラスト書くの断ったときだね。

 

  • 2017年5月 舞台「23階の笑い」

ふぉ〜ゆ〜まじで大好きになったきっかけの舞台「23階の笑い」。再演してくれたの、本当に嬉しかった。辰巳かわいかったなああああ!!!ルーカスまじでかわいいわ!!!福ちゃんの爆笑が止まらなかったのもかわいかったなあああ!!こっしーも、あの軽快なキャラはまってたよなあああ!!松崎くん天才!!!!

再再演してほしい。本当に。涙出るほど笑える。再演の時の方が笑ったな。あと入山法子ちゃん顔小さすぎか……可愛かったなあ。

 

kyanakoforyou.hatenablog.com

 

  • 2017年5月 舞台「スカーレット・ピンパーネル」 宝塚星組

友達が連れて行ってくれた宝塚星組公演「スカーレット・ピンパーネル」。彼女は紅ゆずるさんのファンなんですが、紅さん、お茶目な感じがとても魅力的でした。スッとして凛とした感じ。結構笑った。話も面白かったし、また見に行きたいなと思った。「ポーの一族」行きたいけど、絶対的に激戦だと想像できるので、難しいよな…。ファンの方々楽しんでいらっしゃってくださいな…見たいけど……。

 

  • 2017年6月 舞台「君が人生の時」

V6坂本くんの舞台。勉強してから行けばよかったと思いました。。難しくてあんまよくわからなかったな、というのが率直な印象だったりする。でも、時代感は良く伝わってきていて、あんな感じのスモーキーな時代に私もいたかもしれない、とおもったりとか。坂本くんはとてもダンディでしたね。

 

この6月から7月にかけて、剛くんの突発性難聴発症、怒涛の光一さんピンでの歌番組出演があって、20周年、というか剛くんはこれからどうなるんだろう、っていうことしか考えていなかった。でも、キンキの2人はしっかり、KinKi Kidsの今を見せてくれて、楽しいパーティーにしてくれて、本当に良かったと思う。突発ラブも、もう君以外愛せないも、全てが優しさに溢れていて本当に嬉しかった。20周年に立ち会えたこと本当に良かった。ありがとうキンキさん。

 

kyanakoforyou.hatenablog.com

 

  • 2017年8月 「GACHI」にいくはずが行けず

仕事のせいで行けなかったので、ヅカオタの友達に行ってもらいました。ふぉ〜ゆ〜の晴れ舞台なのに、、泣。めっちゃ楽しかったらしい。アスパラガス好きなの誰?!って聞かれました。

 

kyanakoforyou.hatenablog.com

 

  • 2017年9月 舞台「THE CIRCUS」

屋良くんの舞台ザ・サーカス。こっしーは映像のみでしたが、とてもよかった、あの軽薄な感じ笑。屋良くんは、踊りがめちゃ躍動的なところとても良かったよ。女の子キャストの歌が素晴らしくて圧倒された記憶。

 

  • 2017年10月 V6 THE ONESコンサート

横浜アリーナ公演に行って、これが初のVコンでした。とにかくファンサとファンのやさしさが半端ない。6人全員が、ファンのことをしっかり見ようとしてくれるから、私自身は森田剛をみればいいのか近いところに来たメンバーを見ればいいのか非常に悩ましいところであった。結果、ずっとキョロキョロしてしまう。演出がスタイリッシュだった。レーザーライトとか、かっこよかったね。メンバーの通路の近くにいたいと思いました。また行くぞ〜〜ブイコン。帰り道に銀テープ持ってますか?って聞かれて、薄々聴いてはいたけど本当の話なんだ!!ってびっくりした。

 f:id:kyanakoforyou:20180101122057j:image

  • 2017年10月 舞台「Endless SHOCK」博多座公演

初めて博多座に行ったけど、本当にいい劇場で、また来たい!って思った。光一さんが楽しそうだったので本当に博多好きなんだなって思ったよ笑!ソリタリーの辰巳がまだ忘れられません。たつみちゃんも春のショックはでないけど、その分「ぼくの友達」楽しみにしている!博多で拝見した時は痩せすぎて少し心配になりました笑。今年は文ちゃんがSHOCKのキーパーソンだったけど、文ちゃんも素敵だったなあ。やっぱり文ちゃん普通じゃないオーラがある。内くんは意外に可愛らしいキャラなんだなと思いました。

 

kyanakoforyou.hatenablog.com

 

KinKiの2人が久々に一緒にステージに立つこととなったドリームフェスティバル。かろうじてチケットをとることができ、行ってきました。高橋優かっこよかったなあ。振り切れていて、盛り上げも上手で、歌も良かった。ドリフェスで見てちょっと好きになった!!森山直太朗は、最初っから最後まで音楽!!!って感じですごい良かった。駐車場の歌も、生きてることが辛いならも、ダイレクトにすんなり耳の中に入ってきて、貴重な時間だった。KinKi Kidsは、何より2人でステージに立ってくれたことが嬉しくて。モニターで剛ごしに光一が、光一ごしに剛が映るたび嬉しくて仕方がなかった。アンプラグドだったけど「薔薇と太陽」やってくれたの良かったなあ。アコースティックアレンジ全部かっこよかったけど、映えるなと思ったのは「薔薇と太陽」と「ボクの背中には羽がある」。ちなみにこの日台風絶賛接近中ではらはらしましたが、終わった頃にはすっかり雨も止んでいて、キンキにも久々に2人と会えたことだし晴れ晴れとした気持ちでさいたまを出ました。

 

  • 2017年11月  舞台「すべての四月のために」

なんと!最前列で見ることが出来ました。森田剛のかっこよさヤバかったな、、。意外にコミカルな場面が多くて楽しかった。今まで、ごうくん退廃的な役どころが多かったけど、お茶目なキャラも良かったなあ。あのくしゃっとした笑顔がたくさん登場してた!四姉妹もみんなかわいかった。西田尚美臼田あさ美村川絵梨伊藤沙莉。途中で出てきたインランズ、開き直って可愛い。そんな機会はもうないかもだけど、自分がなんかグループ組む時のネーミングの参考にしようと思いました笑。

 f:id:kyanakoforyou:20180101122155j:image

  • 2017年12月 「GACHI」 大阪公演

8月に行けなかった悔しさを大阪で晴らすことに。新歌舞伎座に行ってきました。最初のダンスかっこよかった〜!あと音楽が全体的にめっちゃ好きだった。だから、音源化もしくは映像化いかがでしょうか??あと、紫吹さんとのLINEのやり取りの画面も最高だったなー!受信音が「ふぉゆ」!スタンプも売ってほしい。なんですかねあれ。あの現実でふぉ〜ゆ〜と飲みに行けるかも、って思わせるような演出。その後の朝の身支度も好きだー!マツが、パーカーたすき掛けにしてるのかっこよかった〜!福ちゃんの女装も良かったけど笑、紫吹さん美脚すぎて近くに来たとき「足細!」って声出た。

辰巳の落語、面白かった。昼夜2公演入ったけど、夜公演ではなぜかカミカミでしたが昼はめっちゃスムーズだった!せっかくだから、もっともっときわめて落語もできるアイドル!みたいになってくれたら素敵だな。落語の風景を再現しているすり〜ゆ〜があまりにもハマりすぎていて…笑マツとか実際ああいう息子いそうだもんな。こっしーの恋の場面も好きだったな。ロマンチックだったし、その後の辰越の若干きわどい(笑)やりとりも可愛かった。

なんといってもコール&レスポンスかな!「アスパラガス!」はツボでした。「ガーチガーチガーチガチ!」って耳に残るんだよな。一緒に乗れて凄い楽しかった。楽しすぎて、大阪から帰ってきて、ふぉ〜ゆ〜のいない土地に帰ってきたんだなと思うとふと寂しくなってしまった。ぜひ「GACHI2」やってほしい。ふぉ〜ゆ〜の楽しい世界を見せてほしい。

 f:id:kyanakoforyou:20180101122230j:image

ザ・イエロー・モンキーの東京ドーム公演。「薔薇と太陽」きっかけで行かなくては!と思ってチケットを取った。予想以上に、自分の体温が上がってしまい、一人で参戦したんですけどキャッキャ言いながら飛び跳ねてました。学生の時にどれだけ見たいと思っても見られなかったバンドが今ここに!の高揚感と、有無を言わせる暇なしの圧倒的なかっこよさがあった。「LOVE LOVE SHOW」のお姉さ〜ん感良かったなあ!!!たくさんお姉さん出てきて。学生時代ヒーセのファンで、それはもうめっちゃかっこいい!ってずっと言ってたけど、やっぱりめっちゃかっこよかった〜。ロックスター然としてくれて。晴れてもう一度、イエモン沼に飛び込びました。

 f:id:kyanakoforyou:20180101122251j:image

  • 2017年12月 KinKi Kids CONCERT 20.2.21 Everything happens for a reason

2daysともに参戦して。1日目、明らかにKinKi Kidsの二人が緊張していて、おそらく観客もみんな緊張していて、あのものすごい緊張感をキンキのコンサートで感じたのは初めてだった。光一さんも、なんとなくMCの切れ味いつもと違うかな、みたいな。剛くんはあんましゃべらないし。観客は座る?座らない?どっち?みたいな。ペンラないしどうしていればいい?みたいな。些細な事もあの空間であの人数になると空気を変える。あとは、まあ進行とかMCもそんなに大きな違和感ではなく、楽しく見てたけど、やっぱりアンコールのラスト2曲、剛がちょっと辛そうで。音の返し方の問題なのか体調なのかはわからないけど、あんまり音聞こえてなかったのでは、と思った。あ、大丈夫かなと思ってずっと剛みてたら曲が終わっていて。はっきり言って初日のラスト2曲全く入ってこなかった。

内容はとても素敵だった!オーケストラアレンジ、凄い豪華だし、綺麗だし。アッパーなテンポの曲も意外にあったりして、こういうのもありだなあ!と思った。

 それに、2日目は2人とも会場の空気感をつかんだのか、リラックスしてたし。光一さんの衣装のまたごむの話とか笑!剛と光一でまたごむギューン!!ってやってたの可愛かった!!!剛も初日ほどトラブってなさそうで、安心して楽しみました。

バックふぉ〜ゆ〜も驚いた。モニターの剛の後ろに福ちゃんが映った瞬間に、一緒に来ていた先輩に「バック!!!!ふぉ〜ゆ〜です!!!!」って言ってた笑。辰巳髪の毛切っててかわいかった〜〜〜!!ふぉ〜ゆ〜がキンキの後ろで踊る日がまた来るとは思っていなかったので、本当に嬉しかった。あの4人がうしろでわちゃわちゃしながら踊ってるの、すごい楽しそうで好きだ。

2人のソロも素敵でしたね。光一さんの「SHOCK」きけてよかった、、、「暁」も、、。剛の踊りも綺麗だった。力が抜けていて、剛が踊るだけでステージって華やかになるもんなんだな、と思いました。ナチュラルなリズム感の良さ感じた。

 f:id:kyanakoforyou:20180101122314j:image

  • 2017年12月 舞台「DOGFIGHT」

舞台納めのミュージカル「DOGFIGHT」。オラオラしていて屋良くん好き…!と思った笑。優しい+不器用+不良っぽいという、萌え要素のコンボでしたね。宮澤エマちゃんの歌が印象的。SHOCKに出演されていたときよりもパワーアップしているように感じた。洋服選んでるシーンとデートのシーン良かったな。ミュージカルっぽくて。あと文ちゃん坊主頭なのに一番アメリカ人の青年ぽかった。

 f:id:kyanakoforyou:20180101122333j:image

今年は(今年も)、「Endless SHOCK」のチケット争奪戦で幕開けとなることでしょう。当たってくれ頼む。電話つながってくれ頼む。あと、今年やるかわからないけどイエモンのライブには継続的に参戦したい。

今年も宜しくお願いいたします。

もうKinKi以外愛せない〜夏の日のKinKi Kids Party〜

もうだいぶ経ってしまったけど、KinKi Kidsが出ると聞いてドリフェスに行ってきました。ヘッドホン姿で登場したDJ KOOみたいな剛くん。(個人的にはあのスタイル好きだった笑、ふつーにかっこいいと思ってしまった)。いつもどおりの光一さん。光一越しに剛が、剛越しに光一が見える。久しぶりに2人でのステージを見て、やっぱりKinKi Kidsはとても素敵だと実感できた。

 

時を遡り、KinKi Kidsの20周年パーティーの思い起こしを。今年7月のとても重要な日、私は横浜スタジアムにいました。

優しい剛ファンの先輩と一緒に、暑い風を浴びながら、参加したKinKi Kids Party二日目。

f:id:kyanakoforyou:20171202112947j:plain

最高でした。あんな経験は多分もうできないであろうと思う。色んな意味で唯一無二の体験だった。不測の事態に対して、発想を転換することによって、みんながその予測できなさを楽しむ事ができる場所を作ってくれたKinKi Kids。悲しさを嘆くのではなく、未来の楽しみにとっておいて今は今で楽しもうよ!って言ってくれたKinKi Kids。本当に楽しかったから、本当にありがとうって言いたい。

物販も衣装展示も最高でしたけど、何より本編。ライブが最高でした。

突発性難聴を発症した剛の耳の状態が芳しくなく、爆音にさらす事が禁止されていたため、剛は中継での参加。はっきり言ってどうなるんだ…?と思っていました。

なんだか、連日光一が1人で歌番組に出て、長瀬をはじめとする助っ人と一緒にKinKiの曲を披露するのを見て、それはそれでとても素敵で楽しく見てたんだけど。光一や助っ人のメンバーが盛り上げれば盛り上げるほど「剛の不在」を感じてしまう、そんな勝手なファンである自分に嫌気がさしていたし、なんだか独特の、自粛ムードまではいかなくとも……。どうすればいいんだ?みたいなやり場のない気持ちになっていた。

でも、あの時の光一さんからは、KinKi Kidsの看板を1人で背負って表に出る自負とかプライドのような、鬼気迫るものをひしひしと感じてもいて、見ている側として、「ここまでやってくれているから、落ち着かなくては。」とも思った。光一さん、よく頑張ったと思う。上目線とかではなく、素直な感想として、頑張ってくれてありがとう。

そういえば、書いていて思い出したけどあの時生まれたタリーズの光一スペシャル(チョコリスタ トールサイズにエスプレッソショット)結局飲んでない!!たいへんだ!!カロリー気にして飲むかどうか悩んでたらとっくに冬になってたわ。光一さんと味覚の共有したかった……。スタバでつよスペシャル作ったらどうですかね??タリーズでもいいけど、、、

タキシード姿で浜スタのステージに現れた光一と、スクリーンに映し出された剛。あのね!言うまでもないけど言っちゃうけどマジイケメンですよ!!野外効果?か、いつもより2人とも3割増しでかっこよかった!!光一さんテンション高めで、私もテンション上がった。

しかも剛パートを、会場にいない剛の代わりにお客さんみんなで歌ってね!という素敵システム。考えたなあ!と思った。お客さんみんな、すごいしっかり歌っていて私もカラオケばりに歌いました。

序盤で披露された「HEY!みんな元気かい?」ならぬ「HEY!つよし元気かい?」。

ねえこれすごくないですか、ヘイつよし元気かい?って!!歌で相方にメッセージ送るのすごくないですか!!平安貴族か!!「心の友達よ」って!

「HEY!みんな元気かい?」って私は優しい曲だよなあ、と思う。落ちてる人の肩ポンッて叩いて「いつかなんとかなるはずだから、今は一緒に歌おう」みたいな、理解した上で包み込んでくれる思いやりを感じる。光一さんがこの曲のこと「最初は良さがわからなかったけど、今ならわかる」ってよく公言してるけど、選曲してあの場でやったということは、本当に曲に対しての理解とか共感が深くなったんだな、と思いました。そうやって曲って成熟していくんだな。素敵。

 

Hey!みんな元気かい?

Hey!みんな元気かい?

強烈な印象を残したのは「もう君以外愛せない」。そもそも、お客さんが剛パートを歌うのは中継先の剛が会場の演奏と合わせようとすると時差でずれてしまうから、という意味合いがあった。それを打ち崩す光一さんの、1曲ぐらいちょっと2人で歌ってみようという提案。

剛くんちょっとズレ分計算して!バラードならいけるんちゃう!みたいなことを光一さんが言ってて、マジでこの人、臨機応変&とりあえずやろう精神すげえなと感心した。剛くん最初は「え〜……」みたいな感じであまり乗り気ではなく。まあ当然だよなあ、絶対ズレるし。あと1人カラオケ状態でシュールだとも。たしかに。

そんなこんなで光一さんが選んだのが「もう君以外愛せない」。(光一この曲好きだよね!)バンドもテンポ調整しながら演奏をしていてすごくプロ!と思ったけど、まあやっぱりズレていって、剛くんも半笑いみたいな感じで歌ってた。それでも、会場全体、あの時の集中力は凄かったと思う。みんな真剣に聞いてた。

劇的だったのはラスト。リタルダンドし、テンポを落としながら剛が歌って曲終わり、の流れなんだけどラストは全くズレなかった。リタルダンドのタイミングや音の伸ばし方がぴったりで、その事が途轍もなくうれしかった。キンキ2人で歌うという、今まで当然のように感じていたことが実は当たり前じゃないってことを散々実感してきたからこそ、「2人で歌えた」ことが何より嬉しくて感動的でした。光一も終わってすぐ「あれ!なんか最後いい感じだったよね?!」って言って嬉しそうだった。

f:id:kyanakoforyou:20171202114726j:plain

色々なゲスト登場もレアな体験でした。佐藤勝利くん、タッキー、光一が3人でステージにいる時の美しさヤバかったな。天使3人をモニター越しに見つめる剛も、なんか母性?に溢れていて、もはや大地母神?みたいな。

インパクト大賞は、剛の部屋に現れた内くん。ちゃんと花束買って持ってきて丁寧な人だなと思った。でも、ずーっと顔からどうしようオーラというか、「ハァ?」みたいな感じが出すぎてて!爆笑した。剛と本当に面識なかったのね…。変に取り繕わないところが良いと思うよ!面白かった笑。あと、剛が面識ないながらも、内くんと楽しもうとしててかわいかった。

あとハラハラしたのは相葉ちゃん笑!松潤と一緒に出てきてくれて、どんな文脈か忘れたけど「剛くん携帯の画面汚いっすよね?」みたいなこと言ってて、おお、ぶっ込んだなと思った笑。嵐のモデルズめっちゃスタイルいいね。嵐を生で崇めることなんて今後あるのかしら。ありがてえ。

パーティーの日、本当に暑かった。横浜スタジアムの中で待ってる間、グッズのうちわでめっちゃ扇いでた。うちわグッジョブ。周りもみんな扇いでたから、上から見てパタパタ、、、ってなっていて面白かった。光一がライブ中に「今日は野外だからよく見えます!」みたいなこと言ってたけど、たしかに客席よく見えた。

もう、夏の野外恒例化しません?あの空気感はあの日だからだったのかなあ。野外の開放感、すごい気持ちよかった。暑くてべたべたになるけど。

 

あのオープンな空気の中で未完成ながらも披露してくれた光一と剛の合作「突発LOVE」が「Topaz Love」と名を改め、ついに発表になる。「突発」ってつけるの光一さん嫌だったんだろうな。剛はネタにしてこー!歌ってこー!みたいな感じだったと思うけど。

美しい発想の転換ですよね。でもこの語感の変換は剛っぽい発想な気もします。あー楽しみ。しかもパーティの映像ベスト盤についてくるんだよね?!12月充実しすぎているな、、

そして12月&年末年始のコンサートはオーケストラ仕様で行われるとのこと!これもまじでたのしみだなーーおしゃれしていくぞーたとえ見えてなくともーー!

日々の活力はあなたの活躍 〜ジャニーズ〜

今週のお題「私の癒やし」

 

ジャニーズ、というか正確にはKinKi Kidsとふぉ〜ゆ〜とV6なんですけど、ひっくるめてジャニーズから癒される日々。

 

何がそんなに癒しなのか?と考えていたんですが、私の考える、KinKiとふぉV…ジャニーズの皆さんの癒しポイントはこれ。

 

  1. かっこいい(顔)
  2. 魅力的に踊ってくれる
  3. 説得力をもって歌ってくれる
  4. 振る舞いが可愛い

 

 ①かっこいい(顔)

あんなにかっこいい人達と、平凡に暮らす私はまず日常で出会うことはないので、テレビとかジャニーズ事務所、マジありがとう。2016年のKinKiのラジオ生放送で、同じような事を投稿されているリスナーさんがいて心から共感しました。どう考えてもかっこいいし、非現実的。全然関係ないけど、今日たまたま『星の王子さま』という字面を見て、「光一って星の王子さまじゃん?!?」と思いました。ちなみに星の王子さま』読んだことない…読まなきゃ…。

 

星の王子さま―オリジナル版

星の王子さま―オリジナル版

 

 

 

 

②魅力的に踊ってくれる

普段はKinKiの話題が多くなりがちですが、ダンスを見て1番魅力的だと思うのはV6の森田剛です。踊っている時の動きの一つ一つに、念というか、意味を感じる。とても表情豊かで、繊細さからダイナミックさまで振り幅の広い表現を見せてくれる。見ていてとても楽しいのが森田剛のダンスだと思う。

20周年コンサートの「GUILTY」最高だったな!椅子をとても綺麗に使っていらっしゃいました。あと「Can do!Can go!」のラスト。長野くんが「剛ニコニコしてるんだよね!」って言ってたあのカニポーズ、とても良かった。ポーズそのものは鋭利でかっこいいのにニコニコの可愛さがミックスされて、どうしようもない気持ちになる。おいおい森田さんは目まぐるしい魅力の持ち主だな!

 

 

あとは10周年の時の「signs」、2003年代々木の「MIX JUICE」のダンスも好き。森田剛のイメージそのもの!って感じがしてゾクゾクする。

※2003年の「MIX JUICE」は衣装もブラック&キラキラでかっこいい。

光一さんのダンスも好きですよ。光一はダンスへの集中力?とか楽しんでいる感じ?が伝わってくる、その感情ダイレクト加減が好きです。実直!!この前も書きましたが2016年ツアーの「Fall Dance」まじ最高、好き。SHOCKのダンスは、もういちいち好きとか言わなくていっか、ってぐらい全部好きです。

 

 

つよしの細かいリズムの取り方も好きなので、同じく「Fall Dance」、つよしの表現もとても良かったです。私は「The Red Light」に大きな期待を寄せていて、あのメイキングで見せた、カクカクダンス、、、つよしのあの細かいリズム感を目の当たりにできるチャンスをずっとうかがっています。来るべき時に!(12月のドーム公演当たってくれ頼む)

ふぉ〜ゆ〜では、ダンスは福ちゃんが一番好きなんだな〜〜重心低めプラスリズム後ろめで踊ってくれるから。でも4人とも、楽しそうに踊ってるところが本当に魅力的だから、もっともっと踊って欲しい。ちなみに、KinKiの「恋は匂へと散りぬるを」は、KinKi Kids withふぉ〜ゆ〜ぐらい言っても良いんじゃないのかなあと思う。あれだけバックで存在感示してるんだから……!

 

 

L album(初回生産限定盤)(2CD+DVD)

L album(初回生産限定盤)(2CD+DVD)

 

 

③説得力をもって歌ってくれる

ドラマ「あまちゃん」で、小泉今日子演じる春子さんの歌が妙な説得力を持っているのは、元々アイドルの吹き替えをやっていたからみたいなくだりがあって(うろ覚え)、確かにアイドルの歌には説得力が必須だと思った。

ずば抜けて上手いとかではなく、説得力。最近は、KinKi Kidsの最新シングル「The Red Light」のカップリングの「Million Secrets Of Love」をヘビロテしているんですけど、「何度も誰かを好きになっても あなた以上、愛せない」(光一パート)が何回聞いても刺さる。別に私に言ってくれてる♡とかではなく、差し迫った感じに切なさ通り越して悲しさすら感じる。私が光一ファンだからなんですかね。

 

 

でも説得力においてはつよしがとても素晴らしいです。KinKi Kidsの「L album」に入っている「命のキセキ」の「あの日カシオペアは〜」って聞いただけで冬の夜空に浮かぶカシオペアが見えるんです!!スピリチュアルじみてきたけど、そうじゃなくて表現力プラス説得力がまじで凄まじいということ。情景を描き出す歌声だなあと思う。

ごうくんは本当に「candy」が神すぎてだな…Chara大先生にまじ感謝。あれもう歌ってくれないんですかね、、生で聞きたい。坂本君もラジオで発言してたけど、「Timeless」の歌い出しも好きです。世界にグッと引き込む引力がある。歌声に透明感があるからですかね。ストレートな感じがします。

坂本君は言わずもがなですが、舞台「Murder for Two」を見て、その引き出しの多さに驚愕しました。あと、坂本君はとてもユニークで面白い人なんだな、と思った。いつも見守り系(?)だから見落としがちだけど、とてもユニーク。(2回目)。トニセンの「会って話を」は、ソフトな持ち味が存分に生かされていてかなりときめきました。あの柔らかい歌声、3人ともすごく素敵。(初めて聞いた時博のソロだと思って聞いてた)

 

The ONES

The ONES

 

 

ふぉ〜ゆ〜は元気なところが良いところ!(松崎君の「スマンソング」聞いてみたい)

 

④振る舞いが可愛い

これは、もうなんかだらだらしゃべってたり、おいしいもの食べてたり、フクロウ頭の上に乗せてみちゃったり、相方が打ったそば食べたり、紹興酒で酔っぱらってラジオで暴言吐いたり、ゲストの足にビールこぼしたり、相方の朝の行動を身振り手振りで再現してくれたり、なんかもう全部可愛いんだよな。(前文ほぼキンキ)

もちろん、ファンサしてくれる辰巳も可愛いし、いつまでも健君と仲良すぎるごうくんも可愛い。仲良すぎてラジオでたまに素でしゃべってそうなふぉ〜ゆ〜、みんな可愛い。

 

KinKiの年末コンサートの当落に、2017年残りの私の命運がかかっている……。今年最後に、しっかり癒してくれたらうれしい。あと、元気なつよしに会える事を願っています。