服を着る in TOKYO

ファッションとエンターテインメントについてふわふわ語る

メロンパンフェスに行ってきました - “好き”で“難しい・厳しい”に立ち向かう

奇跡の10連休をもらえた今年のゴールデンウィーク。ハマりにハマったハリーポッターシリーズ怒濤の読み返しに没頭する他、特に旅行に行くでも無く、新しい何かを始めるでも無くひたすらだらだらしていたのですが、そんな私にも楽しみなイベントが。

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それは、「メロンパンフェス」。おいしいメロンパンが集結するイベント。

日本最大級のメロンパンの祭典|メロンパンフェス

特にメロンパンの大ファン!という訳でもない私がこの「メロンパンフェス」に心引かれたのは、Twitterリツイートで回ってきた1本の記事がきっかけだった。

retty.news

この記事は「メロンパンフェス」主催者の平井さんという方へのインタビュー記事で、コンビニメロンパン5種を、見た目と味のみでどのコンビニの物か判別する、という平井さんのスゴ技から始まります。コンビニのメロンパン食べただけでわかるの、すごい。あと、味分析がどこのコンビニのもおいしそう。“昔ながらのカステラの香り”のローソン、“味が濃く、ジャンクっぽい味”のファミマなどなど。

記事を読み進めていくと、「メロンパンフェス」を始めたそもそものきっかけは、コンゴの「スマートフォン製造の裏側」にある問題を解決したいという思いからだということがわかります。

正直に言うと、意外すぎてびっくりした。コンゴの問題と、メロンパンが頭の中で結びつかないから。

でも、“すごく難しい社会問題でも、自分が好きなメロンパンと組み合わせれば「なんとでもなる!」と思えた”という記事中の言葉からもわかるように、ごくシンプルな発想から、チャリティーを目的としたイベントを実行するだけの行動力と、清々しさが私に刺さった。

好きなことを武器に出来る事ほど、強みになることはないと思う。私だって、何か自分の好きなものや能力を使って社会に貢献してみたい。奮い立つようなエネルギーをもらった。

難しいこと、困難なことを解決するためには?ということを考えるとき、「なんとなく大変そう」「面倒だ」みたいなイメージが人の行動を妨げている側面は少なからずあると思う。「メロンパンフェス」は、その「なんとなく、ネガティブ」なイメージをまず取っ払ってくれるし、単純に考えれば好きなこと×貢献することのコンボでいいことずくめ。現実には状況はもっと複雑で、厳しいことももちろんあるけれども、主催者、参加者ともに、ポジティブな気持ちでチャリティーに参加できたら理想的だ。

 

そうして、「メロンパンフェスに行ってみたい!」と思った時に、はたと気づいたことがある。それは、私は以前にも平井さんをどこかで見たことがある、ということだった。「KinKi Kidsのブンブブーン」に森川葵ちゃんがゲスト出演した時だ。メロンパンのパン部分のパサつきが気になって最後まで食べられない、という彼女のために、おすすめメロンパンを紹介していたのが平井さんだった。

www.fujitv.co.jp

学生時代のバイト先の近くにあったパン屋が紹介されていたこともあり、あの回は印象的だった。積み上げるようにして看板商品のメープルメロンパンを売っていた、「ボンジュール・ボン」。番組内では、森川葵ちゃんに向けて特別にメープルシロップを1.5倍に増量したメープルメロンパンも用意していて、熱量高め…!企業努力…!と感心した。

bonjourbon.com

あと、KinKi Kidsがメロンパンを食べている図、とても可愛かった。特に剛くんがぱくぱくメロンパンを食べ、それを笑いながら見守る光一さんがいかにも「THE KinKi Kids☆」で、私は画面の前でガッツポーズとともに「ありがとう、メロンパン」と呟いていた。

番組の最後に登場したメープル増量メロンパン「森川のためのメープルメロンパン」を、平井さんも「よろしければ私も一口……!」と言って食べていたのも、やっぱりメロンパン好きとしては血が騒ぐのね…!と思って印象的だった。光一さんが「そうだよね!食べたいよね〜」みたいな感じでニコニコしていて、ゲストの森川葵ちゃんも可愛くて、なんだか全力でほのぼのした放送回だった。

 

そして、インタビュー記事を読んで、あのメロンパンへの熱量は、「ブンブブーン」に出ていたのは間違いなくこの「メロンパンフェス」主催者の方だったんだ!行動力もメロンパン愛もマジすごいな!とテンションが上がって私がツイートしたのがこちら。

すると、なんと平井さん本人からDMを頂き、平井さんのnoteでもツイートを引用していただきました。

「世の中そんなに甘くないよ」と笑われたわたしが、メロンパンフェスで世の中を甘くする話|ひらい めぐみ|note

私の独り言に対してまさかご本人からこんな丁寧なお返事を頂けるとは、驚きました。番組に出るにあたって、イベントの本質的な部分を伝えきる事のできない葛藤もあった、ということも教えていただきました。

平井さんの個を見る「丁寧さ」があるからこそ、メロンパンフェスというイベントがより魅力的なものとして、人々の目に留まるんだろうなあ、と感じた。インタビュー記事内に、最初はコンゴ大使館とコンタクトを取るのが難しい状況だったけど、開催4回目で大使館の人が来てくれた、という内容の記述がありますが、それも「丁寧さ」とか「真摯さ」が伝わった結果ではないか、と思います。

そして、だからこそ「メロンパンフェス」に参加しているパン屋さんも、東京、千葉、神奈川、岐阜、熊本、京都、埼玉と、日本の様々なところから集まったのだなと。

 

「メロンパンフェス」当日は、メロンパンが好きすぎてメロンパン屋でアルバイトし、給料未払いのまま夜逃げされたという異色の経歴を持つ友人と出かけることに。友人曰く、メロンパンは焼き立てが一番おいしいから、持って帰ってきてあたためると、よりおいしく食べられるらしい。食べ頃を過ぎても、ラスクにするとおいしいらしい。そうなんだ。

会場のアーツ千代田 3331は中学校をリノベーションした施設、というだけあってどことなく懐かしい感じ。「メロンパンフェス」会場内では飲食ができなかったので、会場前の公園で、すでに買い終わった人たちがメロンパンを食べていて、その日めちゃめちゃ天気もよくて、とてものほほんとした平和な風景が広がっていました。

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会場内は、体育館のようなスペースを利用。メロンパンの販売の他に、展示、トークショー、ワークショップも行われていました。事前購入制のチケットは「処方メロンパン付き」と「入場券のみ」から選ぶことができて、面白そうなので私たちは「処方メロンパン付き」を選択。

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サイトの性格診断に基づいて、自分に会ったメロンパンを2個処方してくれるというもので、私は知的好奇心のクレヨンメロンパンタイプ、友人は外交性のコンパスメロンパンタイプだった。

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クレヨンメロンパンの私には、「Salut!!」(東京)のメロンパンと「ふくやまベーカリー」(熊本)のピーナツメロンパンが処方された。福袋みたいなドキドキ感があるし、性格別でメロンパンを買える、という面白さもあるので、今回は2個、という設定だったが、1個ver.や3個ver.など様々なオプションがあるといいなあ、と思った。もしくは、入場券にランダムにメロンパンが付いてくる!みたいなのもドキドキ感あっていいかもしれない。

Twitterの「メロンパンフェス」初日の感想を見ると、1個も買えず、入場料を払うのみで会場を後にしたという感想も目にした。メロンパンを目当てに来場している人がほとんどだと思うので、チケットにオプションでつけてしまえば少なくともメロンパン0個は防げるのでは、と思う。でも、言うだけなら簡単なので実際にやるとなると難しいのかもしれません。

ともあれ、自分の選択肢の外からセレクトされたものを手にする、というのは面白い。

私と友人は、その処方メロンパン2個の他、イベントコラボメロンパンの、「ボンジュール・ボン」の角煮チャーシューメロンパンと、「Salut!!」のオトナのメロンパンを購入した。

どれもおいしく頂いたのだが、特に感動したのは「Salut!!」のオトナのメロンパンと、「ふくやまベーカリー」のピーナツメロンパン。

「Salut!!」のオトナのメロンパンは、スポイトのお酒をプラスしながら食べられるメロンパンで、もはやメロンパンというよりメロンパンカップケーキのようなしっとり感と、お酒によって引き立つ甘い風味がおいしかった。確かに、これは学生の部活帰りに食べる味ではなくて、大人になった、休息の時間に食べるものだなあ、と思ったりした。

「ふくやまベーカリー」のピーナツメロンパンは、まずお菓子みたいなレトロ感のあるパッケージが可愛くて、袋から出したときの楕円形もかわいい。食べるとピーナッツバタークリームがサンドされていて、なんとなく贅沢な気分に。ご褒美に食べたい感じのメロンパンだな、と思った。そもそも、熊本にあるお店なので、普通に過ごしてたら出会えなかったし知らなかったはずの味。貴重。これだけネットが整備されていて、何でも手に入るような気になっていたけど、実際はそうじゃない。自分から引き寄せない限りは手に入るものなんて一握りだということを思い出した。

まさに、一見遠回りだけど、試してみたら良かった“よりみち消費”も体感でき、メロンパンの魅力にも触れることができて良かった。

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もしかしたらイベントの主旨とは少しズレてしまうのかもしれないが、もっとメロンパンの店について知りたいと思ったので、お店の詳しい紹介パネルなどがあったらいいなあ、とは思った。どんな人が焼いているのか、とかどんなこだわりがあるのか、とか興味あります。「KinKi Kidsのブンブブーン」に出てきたお店の人達、それぞれ味に自信がある感じがして良かったな。

あと今回イベントでは完売していたので買えなかったけど、番組にも出てきた「HIGU BAGLE & CAFE」のメロンパンベーグルはずっと気になっているので機会を見て買いに行こう。メロンパンベーグル、テレビで見ていても味の想像つかなくて、でもおいしそう。

そういえば、「メロンパンフェス」の開催は今回が5回目で、回を重ねるごとに来場者が増えているとのこと。

最近のパンブームの影響もあるのかもしれないが、「メロンパン」って人気のあるコンテンツなんだな、とあらためて思った。そして、今回感じた、「メロンパンフェス」に対する渇望感から見て、おそらく、次に「メロンパンフェス」が開催される時があれば、より大規模になっているのかな、とも思った。規模が大きくなればやり方も当然変わっていくだろうし、運営していく側は大変なことも増えると思いますが、よりスケールの大きくなったメロンパンに特化したイベント、見てみたいです。きっとやれる事の幅も増えていくんだろうな、と勝手に思いました。

会場では実際に平井さんにもお会いすることができて、やはりとても丁寧で素敵な方だった。ご挨拶させていただき、ありがとうございました。

私個人の話になるが、ここ最近ずっとずっと内向きで、過去のトラウマとか、自己肯定感の低さに悩む事しかしていなかった私にとって、「メロンパンフェス」との出会いは本当に刺激的で嬉しい出来事だった。今が興味を持っている、ジェンダーとか、アートの文脈とか、イギリス文化とか、賢さとは?とか、そういったことを内に留めずに、発信・行動しなくては、と思う。自分の事しか見えていないとつい心が荒れてしまいがちだが、「丁寧さ」「真摯さ」を心に留めて、外に向かっていこうと思った。

椎名林檎と、「女」であることについて考えた

少し前に、椎名林檎についての文章を書いた。

 

飼い殺すな、我が人生を – 椎名林檎20周年記念ライブ「(生)林檎博’18 −不惑の余裕−」 (きゃなこ) | 音楽文 powered by rockinon.com

 

ライブ「(生)林檎博'18 −不惑の余裕−」をさいたまスーパーアリーナに見に行った感想を書いたのだけど、内容の良し悪しは別として、驚くほどスラスラ書けた。林檎のライブに感極まっていたのは確かだが、自分の人生走馬灯モードになってしまった勢いがあったと思う。

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私はあまり性別どうこう、という考え方は持ちたくないと考えているのだけど、それでもどうしても物理的に、そして対社会的に女でいることが辛いと、ここ最近より一層考えるようになっていた。

 

しつこくお酒を飲みに行こうと声をかけられて、お酒を飲んだ後に何が待っているのか、過去の私は知っておくべきだった。

また、信頼できるかもと思っていた相手が、飲んでいる時にわざと終電を逃して家やホテルに誘導しようとする事は、世間的にはあっておかしくない事らしい。

それでも周りの友達もちゃんと恋愛を楽しんでいるし、恋愛しなきゃと躍起になって、婚活パーティーに参加してみた時に感じた、"品定めの目線"。

 

これまで私が、恋愛や性愛に躓いてきた本質的な原因はそこではないと思うが、女の形をした自分を呪ったり、フットワークの軽さを履き違えた自分の軽率さを後悔したりした。少なくとも私にとっては、恋愛は楽しいものではない、という実感を得た。シンプルに、なんか別に楽しくなかった、そして疲れた。 

なぜ、1人で生きていくことや、結婚という選択肢を選ばずに生きていくことに対して「かっこいい」って思ってくれる人が増えないんだろう。何歳になっても結婚していない人は「どっかに問題ある」んだって。どういうことなの、それ。そんなに結婚って確かな基準なわけ?

特に、セックスや恋愛に関しての「嫌なこと」に対して我慢を強いられがちなのはなんでなんだろう。大多数の人が持ってる欲求を持たないこともあるって、友人にすら理解してもらえずに「ズレてる」という言葉で片付けられるのを、これから先も見過ごしていかなければならないのか?

社会人になって2年を過ぎたあたりから、友人と飲みにいった時のもっぱらのトピックは「結婚」になった。私たちの間では「最近どうなの?」は、「良い人できた?」か「彼氏とどうなの?」という意味になる。

私の人生計画の中で仕事が一番大切であっても、「最近どうなの?」に対して仕事の話をしようものなら一気に興ざめになるし、「へえ、大変そー(どうでもいい)」って必ず言われるだけ。別に友達と仕事の話をしたいわけでもないけどね。なんか、会社の人に言えないこととかもあるし、良いかなと思っていたんだけど。あと、自分が選ばなかった男をむやみやたらに勧めてくるのも、もうやめてほしい。全く望んでいないし、私が卑屈モードになっていると特にマウンティングされている気分になる。なんか振り返って書いている今もしんどくなってきた。


椎名林檎 - 熱愛発覚中from百鬼夜行

↑なんかしんどいしポップなやつ貼る……林檎博じゃないけど……。林檎さん自分で自分のパロディやっとる…と思って当時割とびっくりした。

私が自然に私らしくいることが、まさかこんなに難しくなるとは思っていなかった。友人が悪いとか、社会が悪いとか、そんな事を言うつもりはないけど閉塞感がすごくて潰されそうだ。思春期ばりのモヤモヤメンタルなんですが、これがいわゆるこじらせメンタルですか?こじらせって言われるの腹立つから思春期ばりモヤモヤメンタルの方が良いと思います。こじらせより厨二病の方がまだ良いな。

椎名林檎の曲を大人になってから改めて聞いてみると、椎名林檎は女に生まれた事で生じるある種のしんどさや呪いのようなものを知っていて、それを普遍的に、なおかつ平らにして表現してくれているんじゃないか、と思うようになった。刺すような鋭さはもっているけど、もう攻撃的じゃない。柔らかくも強い表現ができる、というところに彼女の凄さがある。積み重ねてきたキャリアと、ポップス作家であることへの堂々とした誇りを感じる。


椎名林檎 - ありきたりな女

カーネーション」「ありきたりな女」「人生は夢だらけ」は、これからもずっと一緒に歩いていくような曲だな、と改めて実感した。一回もう、色々諦めよう。前向きになるために。自由になるために。林檎の生歌を聞きながら、さいたまスーパーアリーナでそう思った。


椎名林檎と宮本浩次-獣ゆく細道

 

あと、「獣ゆく細道」は本当にクリーンヒット!で痛快な曲だったなと思う。エレカシ・みやじの隠された(?)ジャジーな魅力を引っぱりだして、才能と才能のせめぎ合いを見せている。私の中では椎名林檎宮本浩次に挑戦状叩き付けてるようなイメージです。林檎博で本物のデュエット見る事ができて本当に嬉しかった。椎名林檎の個性に喰われず自らのパワーにしていくみやじ、マジで凄い人だと思ったし、それでいて横にいる椎名林檎も涼しげな空気感出してるの、ヤバい×ヤバいの相互作用……と思っていました。

「ほとんどない」ことにされている側から見た社会の話を。

「ほとんどない」ことにされている側から見た社会の話を。

 

 

ちなみに……椎名林檎から話題がズレますが、小川たまかさんの『「ほとんどない」ことにされている側から見た社会の話を。』という本も、私のモヤモヤメンタルを前向きな方向性に導いてくれた。「あれは私が悪かったんだ、落ち度があったんだ」みたいな自己嫌悪や後悔を、そういう事ではないとはっきり言い切ってくれる。綿密なリサーチと、著者の視点が明快に書かれていて、読んで本当に良かったと思った。

がむしゃらな時代は、終わった

今週のお題「2019年の抱負」

 

2018年とさよならしてやってきた2019年。365日過ごせば自動的に節目がやってくるのは、とても有難い。なんか変わった気がして、なんか新しい気持ちになって、占いの方向性も変わって、プチリセットができる。

2018年、文を沢山書くと宣言したものの全く更新していませんでした。だから、2019年は宣言しない!笑

でもきっと、2019年は自由を手に入れるために奮闘する年になる。

それは、タイトルの通り私のがむしゃらな時代は終わったからです。

 

学生時代の友達2人と、年末仕事納めの後に飲んでいた時。咳込むほど煙い店の中、ケミカルな食べ物が並んだテーブルを前にした私と、友達の表情は明らかに違う。片やもうすぐ彼氏ができそうと話し、もう1人は、今の彼と結婚するかも、と嬉しそうに話していた。

一方、その時の私の頭の中は仕事の事で一杯だった。なぜか年内最終日に行われた評価面談でなされた評価に納得できずにいたから。しかも面談の場で反論することすらできなかったのが、悔しくてたまらなかった。

そういう時、私の語彙がマジでマイナスになる。頭の中は上司に対する安直な悪口だらけだったし、友人への受け答えも徐々にマイナスになっているのが自分でわかった。本当は楽しく話したかったのに、うまく振る舞えない自分にも腹が立ってきて悪循環に陥ったので、友達のめでたい話に割って入って自分のやりようのないイラつきを全て話して謝った。

 

その時に、友達のうちの1人から言われたのが「難しいよね。もうアラサーだから、がむしゃらにやるだけの時代は終わったんだね」。

楽しい飲みの雰囲気をぶち壊しておいて不謹慎だが、そう、本当にそうだなと思った。友達、良いこと言う。

がむしゃらに我を通すだけでは、結果的にうまくいかなくなる。ただ目の前にある事をやるだけでは、もう前に進めない。考えてみれば当たり前だ。

評価に関しては不本意だし、はっきり言ってモチベーションもだだ下がりになっていたところだったが、「やり方を変える」というシンプルな方法で、道が開けそうな気がしている。

理想は、あらゆる抑圧を跳ね除けて自由になること。望まない忖度はもうたくさんだし、押し付けの婚活もいらない。仕事も良いムードを保っていきたい。

エリザベートの「私が踊る時」ばりの「勝ったのね」を言い放つことができるように(?)、自由に向けて2019年精進します。

 

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帝国劇場は心のオアシス 〜Endless SHOCK 2018&帝劇改装前の様子を記録〜

2018年2月、今年もSHOCKの季節がやってきていた。半年前、日比谷の帝国劇場では、連日堂本光一主演ミュージカル「Endless SHOCK」が上演されていた。

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2018年のSHOCKは、キャストが大幅に変更されたことで話題を呼んだ。

まずは、光一演じるコウイチのライバル役に、中山優馬を抜擢。

数多くの舞台をこなしてきた優馬くん、納得の配役だと思った。内博貴くんが初めてライバル役に選ばれた時のSHOCKのドキュメンタリー番組で、座長と同等の“華”が必要なポジションだ、という内容のナレーションが入っていたけど、めっちゃ華あるんやで、優馬くん。なんだろうね、あの品の良さというか、存在感は。凄いイケメンであるのに加え、何か不思議なオーラがあるよなあ。インタビューとかを読んでても、ものすごい熱意でSHOCKに向かっている感じがして、熱意+努力+華で最強コンボじゃね?!中山優馬ハンパなくね?!と思いました。

それでいて、近年ライバル役を務めてきた内や屋良くんとはまた違うキャラクターというところが何とも言えず良いですね。座長・光一よりも年下だからこそできるライバル像。コウイチとは対等ではなく、コウイチを追いかけていく立場、潜在的なコウイチの後継者であることをにおわせるような、印象を持った。ユウマの苦しみや行動は、“青さ”ゆえの過ち、みたいな描き方になっていたのかしら、とも思いました。階段の上で、演技用の刀ではなく本物の刀だと気付いた後も演技を続けるコウイチに対峙した時、下に居る松崎くんに「マツザキ止めろ!!止めてくれよ!!」って言ったのリアルで良かったな。

でも本当に、優馬くんはめちゃ上品な人だと思った。立ち振る舞い?佇まい?座長がパンフレットのインタビューで、“内向的に見える傾向がある”と表現していた部分がそうなのかな、とも思うけど、歌や台詞の発声、話し方から、育ちの良いライバルに見えました。優馬くんロイヤル……。ハスキーボイスで関西弁の王子……。

 

ヒロイン・リカ役には瀧本美織美織ちゃんが見せてくれた、芯が強くてまっすぐなリカ、ちょっと忘れられないわ!!!私はこう思うからこう動いている!みたいな意思が見えるリカだった。あと透明感が半端ねえええ!!!まじ透明感ありつつも、でもしっかり自分の夢も持っている。

カンパニーで一緒に成功したい、みたいな気持ちが伝わってきた「ONE DAY」。コウイチにネックレス渡すときの、「私たちみんなからの、気持ちです。」美織ーーーー!!!!!!思い出すだけでマジ泣きそう。あの、自分の好意を込めたネックレスなのに、みんなからのだよって言ってごまかす場面に、でもみんなからの気持ちっていうのも嘘ではないよ的なニュアンス込めてきた美織ーーーー!!コウイチに対して恋愛感情ももちろんありつつ、背中を追いかけて行くフォロワー的な姿勢とか、リスペクトする姿勢を、今までで一番感じられた。あと、クライマックス(コウイチの死を受け入れる場面)の「みんなもわかってよ…!」がたまらなく良かったです。

もう1回美織のリカが見たいけど、もう見られないのかな……(映像化願う、切実に)。

新オーナーの久野綾希子さん、めっっっちゃかわいかった!!

本当にお母さんみたいで、「コウイチ、大丈夫?」の言い方も母感出てた!小柄だけどちゃきちゃきしてて、明るくてみんなを取りまとめる、そんな感じのオーナーだった。オーナーとリカの親子感もすごく親近感のある感じで、久野さん出てくると緊迫した場面でも安心した。

 

あとは、今回はこっしー様々でしたね!!!こっしー様々!!!!越岡裕貴よくぞあそこまでやってくれました!!大好き!!!!

すみません、もうだいぶ経つのにあの時の興奮が蘇ってしまって……。いや、でも、ふぉ〜ゆ〜の中で、というか今回出演していない辰巳を抜かしたすり〜ゆ〜の中で、越岡さんあのポジション適任だったと思うんだよね!!福ちゃんはやっぱりコウイチに近すぎる存在だし、ザキさんもキャラ的にちがうし…ってなったら圧倒的お兄ちゃん感のこっしーが優馬くん見守る立場になるよなそりゃ!コウイチ適材適所の配置!管理職としてサイコー!!!

階段落ちの後のこっしーの絶叫も、ものすごく良かったな。。正常な人って感じがした。みんな呆然としてる中で、みんなに向かって「どうしたんだよ!!!」みたいに呼びかけるこっしー。1幕終わった後頭の中がこっしーだらけになったよ。トイレ列に並びながらこっしーやばいんだけどって、誰かにLINEしそうになったわ。

「Higher」も良かったよな…あくまでこっしーは中立というか、ユウマとコウイチの、そしてカンパニーの潤滑剤なんだよな…だからこそ「Higher」で自ら輪の中に入って、一緒に踊ろうってユウマに呼びかけるし、自分が輪の中に入ったあともずっとユウマのこと見てるんだよな……だからこそ、コウイチはいつもユウマの事気にかけてたんだって追いつめられたユウマに言えるんだよな……。うわああああってなってこっしーのフォトセット買ったわ。まじ良い買い物だった。

あと、私が幕間中に携帯に残したメモによると「SOLITARYの時、こっしー後ろの髪ピョンってはねてた」そうです。かわいいですね。

こっしーは、ふぉ〜ゆ〜でいる時は何となく、ツッコミ役と、軽いノリの御曹司みたいな立ち位置だけど、実は東山さん光一の系譜の、ミュージカル正統派ジャニーズでは?!と思いました。

 

あと、印象的だったのは「Dead or Alive」。

私大好きなんですけど、今回初めて気付いたのは、緑のライティングはゾンビ的な死後の世界で、赤のライティングが命の火の比喩?みたいなこと。光一さんが見せる死の世界、没入感ある感じで好きです。私が行った日は光一さんあんまり喉の調子が良くなかったらしく、カーテンコールで「お聞き苦しいところが…」みたいに言ってたけど、別にそこまで気にならないぐらい内容が良かったですよ!!!自信を持って言える!今回あんまり光一さんの事書いてないけど、光一さんのことめっちゃ見てたし、光一さんのことめっちゃすげえなって改めて思ったよ。新しいSHOCK楽しかった。

 

そして今、帝国劇場では「ナイツ・テイル」が上演中。

ミュージカル界のプリンス・井上芳雄さんと、ジャニーズ界のプリンス・堂本光一さんが共演しています。私はまだ行ってないのですが楽しみでしゃーない。もう。夏になってからずっとずっと楽しみ。

で、ここからは帝国劇場という劇場への愛を語りたいんですが、、、帝劇って本当に、行くだけで高貴な気分になれる劇場で、なんならわたしは王族かと錯覚するぐらい、立派で綺麗な劇場なんですよね。その帝劇が、なんと今年リニューアル!私は「ナイツ・テイル」に行く時やっと新帝劇に足を踏み入れられるんですけど、もうドキドキワクワク。

2月のSHOCKの時に写真をいくつか撮って、帝劇気分を忘れないようにしよう!と思っていたので、リニューアル前の帝劇を振り返ります。

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この明朝体の看板見えるだけで気分アガる。

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帝・国・劇・場

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不思議なお面とSHOCK、お花の雪崩。SHOCKのパネル、撮るの大変だった(混んでる)。

 

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「ナイツ・テイル」2月時点のポスター。お面&ステンドグラス。ステンドグラスの色彩と会場内のウォーミングな茶色のバランスがノーブルな感じする。

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電気もかっこよい。私は売店資生堂パーラーの「Beauty Princess」っていうゼリードリンク?を買って飲むのが好きです。売店ってビールとかも売ってるんだね。初めて知った。

 

 

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公衆電話とかのフォントも素敵。

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夏の気候と、半年分の疲れでやられ気味だけど「ナイツ・テイル」まではなんとか生き延びようと思う。「ナイツ・テイル」は私の血を沸き立たせてくれるだろうか。あーーー楽しみ!

七夕に幸福なナイトアウトを〜戦友となったバッグとともに〜

今週のお題「星に願いを」

七夕、一年に一度織姫と彦星が会える日ですね。

私も幸福なナイトアウトがしたいです。デートに限らず、友達同士でも家族とでもいい。ウキウキしながら、少し着飾りながら、夜に出かけるあの高揚感を最近味わっていない。『ラ・ラ・ランド』の序盤に出てくるような、ハッピーナイトアウトができる時は心身ともに健やかなる時だと、近頃実感しています。下半期はそういう機会が増えるといいな。下半期に限らずこれからは。

あと、これはお願いということでは無くて下半期に頑張りたいことですが自己肯定感が欲しい。他人と比較したり自意識の中でなんらかの不安と戦ったりすることがすーごい多いな、と自覚しました。みんなこの自意識とどういう風にやりくりしとるんや……。美人で仕事も気配りもできる女の子に心の底で嫉妬したり、自分の発言やそれに対する反応を後になって反芻してはぐるぐる落ち込んだり、どうにもならないこのどろどろした自意識をどうにかしなくては。

 自己肯定感の低さゆえに投げやりになって、無駄な夜を過ごして消耗したり、好きな人に向けての振る舞いがいちいち下手だったり、この不幸サイクルはなんなんだ〜〜〜〜上半期どうしたんだ私は〜〜〜〜という上半期だった。ブログも気づいたら最終更新から2ヶ月以上経ってる。悩みすぎて、斗比主閲子さんのブログを喫茶店で1時間ぶっ通しで読んだし、お悩み相談のラジオとか狂ったように聞いてるわ。MBSの。明るくなりたいからハイヒールとかメッセンジャーのやつ聞いてる。この半年キレートレモンもよく飲んだもんですわ。願掛け好きやな私。

 

topisyu.hatenablog.com

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↑トピシュさんのブログに載ってた本買った。

 

自己肯定感、持っていますか? あなたの世界をガラリと変える、たったひとつの方法

自己肯定感、持っていますか? あなたの世界をガラリと変える、たったひとつの方法

 

 

でも人間不思議なもので、好きな人に会ったり好きなものに触れたりすると気持ちがふわあーっと軽くなっていく。改めて言うのも変な話ですが、自分の狭い世界の中でももちろんだけど広い世界の中で色々な事が起こりすぎて、時間って本当に有限だから、なるべくできるだけ、自分の好きな人や物と一緒に過ごす時間を大事にしたい、と思った。

前置きが長くなったけど、七夕から少し遅れて生まれたので自分に誕生日プレゼントを買った。きっと私の戦友になってくれるであろうアレキサンダー ワンのバッグ。ずーっと良いバッグ買おうって思ってた、ぐるぐる不幸サイクルにいる時から。自分をひっぱりあげてくれるようなバッグを必要としていた。

大体、バッグっていうのはなんていうかね、自己顕示の象徴なような気がしていて。やれセリーヌ、やれプラダ、やれシャネル、持ってるだけで「持ってますよ!!!」の主張がすごいじゃないですか。バッグが放つ主張の強さ半端ない。そんなアイテムあるか?他に。

バッグじゃないけど幼馴染の財布がアナスイからグッチに変わった時、わからんけどやっぱり彼女の表情も変わったように見えたんだよな。自慢ということでは無くて、自信かな。私もじゃあ自己顕示したろ!と思ったのです。これが私と私のバッグですよ!みたいな。そして、ずーっとずーっとアレキサンダー・マックイーンのバッグを狙っていた。そう。私が欲しかったのはマックイーン。アレキサンダー ワンではない。

 


Alexander Wang Collection 1 2019 Runway Show Recap

 

マックイーンのテーラリングの美しさが好きで、ブランドのエッジの効いた雰囲気もすーごい好き。洋服も、小物も1個も持っていないマイ憧れブランド。イエモンのパールのPVで吉井和哉マックイーンの時計してるな!って思ってからはますますマックイーンのアイテム欲しいと思ってた。

 

で、買いに行ったんだけど、ちょっと私憧れすぎててショップの敷地内に入れなくてですね……別の百貨店で下見に行った時は入れたのにね。しかも販売員さんに品番まで書いてもらったのにね。同僚と欲しいものの話をしていた時に、「俺はクロムハーツのブーツが欲しい!これや!」と感じたけど取り敢えず試着だけして帰った(めっちゃ高かったらしい)、というエピソードを聞いたのを思い出した。試着しただけ偉いな、ショップからしたらよろしくないかもしれないけど。

そしたら、いや、買ったとして本当に使うか?とか、ショップを遠目にいらんことを考えてしまって、またぐるぐるしてたんです。頭ぐるぐるしながら、百貨店のフロアぐるぐるしてたら、たまたま目が合ったのがアレキサンダー ワンの赤いバッグだった。

 

二度見、のち即決。そういうこともあるんやね。マックイーンは別のアイテムで、何かの機会にトライしよう。

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私は赤が好きだし、赤にまつわるものが好きだ。赤を見るとやる気が出る。唐辛子で赤くなってるほどほど辛い食べ物も好きだし、『ストロベリーナイト』の姫川が持ってる赤バーキンにも憧れてたし、椎名林檎好きだし、まあ何と言っても「Endless SHOCK」の夢幻かな。リボンフライングの、命が燃えるような赤。光一さんのメンバーカラーでもあるしね。 

 

 

これを機に、アレキサンダー ワン好きになりそうだし。ってかもうなってるし。今まで本当に「あんまりピンと来ないなあ、良いのはわかるけど」的な存在だったのに。こんなこともあるんやね。洋服も今度からチェックしよう。

これからはこのバッグとともに生きていく!ハッピーナイトアウトするぞ〜〜〜!

人間らしさとは、雑多な備忘録 〜森田剛結婚から、人間味に対する疑問まで〜

森田剛結婚

少し前になりますが、V6の森田剛宮沢りえと結婚しましたね。

元々付き合っているのは知っていて、週刊誌に写真が掲載されるたびに少し切ない気持ちになりながらも、2人とも何やら幸せそうな感じで、それならいいか、と思ってた。結婚秒読みか?!みたいな事も長い期間言われていて、どこかで心の準備をしていたかもしれない。

いざ事実を突きつけられると、予想外の寂しさが押し寄せてきたので不思議。発表翌日は、何もする気が起こらずにずっと家で携帯やPCを何となく見ていた。

私はKinKi Kidsのファンであり、イエモンのファンであり、椎名林檎のファンであり、ふぉ〜ゆ〜のファン。そしてV6のファンだ。

結婚が発表されてからは、イエモンやキンキの映像を見て過ごしていたが、今は何となくそれでは埋められないような気持ちでいる。どうしてなのかは、わからない。 

宮沢りえ森田剛が共演した舞台『ビニールの城』は、記憶に残る素敵な舞台だった。スペクタクルなところ、鮮烈な言葉の並び、森田剛宮沢りえが背負う陰、大好きだった。舞台が終わり、もう森田剛が演じる“朝顔”に会えない、と思うと悲しかった。

 森田剛宮沢りえも、結婚したという事実以外は変わらずに存在しているはずなのに、ただ受け止めるだけのことがなぜこんなにも難しいんだろう。3月に買った「The ONES」コンのDVDは未だに未開封のままで置いてある。今後、あのDVDを見られるようになるのはいつなんだろう。それともそのまま捨てたり売ったりできるようになってしまうのだろうか。

 

自分自身が結婚というものを曖昧に捉えているのに、紙切れ一枚のことなのに、なぜこんなに執着してしまうのか本当によくわからない。

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「滝沢歌舞伎」初参戦

チケット激戦の滝沢歌舞伎。今年も見事に争奪戦に破れ、半ばあきらめかけていたところに復活当選の電話が……!!復活当選って、都市伝説だと思っていました。神さまありがとう。

「マスク」と「腹筋太鼓」を生で見られたのは嬉しかった。タッキーの帝王感もとい存在感、半端無かった……!華と、伸びた背筋と、端正な顔立ちと、あの上品な振る舞いはまさしく帝王でしたよ…。笑いあり涙あり、和風テイストのパフォーマンス、ジュニアたちのはっちゃけぶり、などなどごちゃ混ぜなエンターテインメント、すごく素敵だと思います。なんだこれは……!と思っているうちに次々入れ替わり立ち代わりいろんな演出が見られて、あっけに取られていた感じ。SHOCKとは違う良さがあって、本当に楽しかった〜。カンパニーの一体感も感じられました。

そして健ちゃんの「Maybe」で不覚にも泣く。そして健タッキーの「逆転ラバーズ」で不覚にも泣く(2回目)。三宅健、マジでV6の太陽だな…!と改めて実感しました。なんて言うのかなあ、上述の剛くんに対するモヤモヤをすこし浄化してくれたような感じになったんだよね。そんな個人的な感情や欲望を背負わすなよって感じだけど、こう、ずっとV6の剛健を見てきて、V6の曲で健ちゃんが歌ったり、ザ・アイドルな健ちゃんを見たりすると勝手に剛くんの声も聞こえてきてしまうんですよね。ええ、重症ですとも。健ちゃんのパフォーマンスへの真摯さや、ジャニーズのアイドルとしての自覚が感じられるようなステージだったと思う。

新橋演舞場に入るのも初めてだったんですけど楽しいね!!博多座を彷彿とさせるような、出店とかあってにぎやかで、日本の劇場だなあ!!という感じ。

はせじゅんと林くん、Snow Manを見れたのもよかった。佐久間くん、推せる……!

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個人的な疑問、人間味とは

同僚に非の打ち所の無い人がいる。美人で、丁寧で、言葉遣いが綺麗で、かといって気取っている事も無く、人の悪口は言わず、マイナスなことも口にしない。私はすごいな、どうやって育ったらあんなに素敵な感じになれるのかしらと思っていたが、同時に「本当の彼女もそうなのかな?」という疑問が浮かび上がる。自分にとっては人間味というか、リアリティが無いくらいに、彼女は完璧なのだ。

そんな疑問が浮かび上がるのは、単に私がひねくれていて、コンプレックスだらけの自分と比べてしまっているからかもしれない。彼女の本心をこじ開けてみたいみたいな好奇心も有るには有る。しないけど。そんな彼女に対して、私と同じような感想を持っていた人が、「万が一あの子に無理させてたら嫌だな、と思って」と言っていて、その心の使い方が素敵だなと思ったので見習おうと思う。

そんなにたくさんの人と関わっている訳ではないけれど、世の中色々な人が居て面白いと思う。最近思う事は、私にとっての会話はバンドの演奏と似ていて、常に一定のリズムじゃなくていいから、遅くなりたい時に同時に遅くなって、早くなりたい時に同時に早くなりたい。バランスのとれた調和が大事で、でもそこまでわかっていてなぜ合わせてあげられないんだろう、みたいなところが今の私の課題。

 

metooやハラスメント諸問題について

直近ではTOKIOの山口くんが話題に上っていますが、続々明らかになるハラスメントのあれこれ、告発された側の対応だったり、世間の反応だったり、どれを見てもなんだか釈然としない。あと、立場の違いによって食い違う意見の溝が考える以上に深くて、多種多様すぎて、結局世論がどういう方向に向いているのかも日本国内で考えた時、よくわからない。勇気を持って告発を始めた人が登場したことはすごいことだし良いと思うけど、日本のmetooが盛り上がっているかと言われると、まだ盛り上がっているとはいえないと思う。対話が生まれそうだけど、断絶があるから対話が進んでいない気がする。白黒が行き来して、善悪のボーダーがなぜか曖昧に捉えられて、発言するのになぜこんなにリスクを伴わなければいけないのか、辟易する。

また、アラーキーに対する告発に関してはとても衝撃的だった。自分が美しいと感じていた写真が、死に至る寸前の苦痛や犠牲の上に成り立っていたなんて考えもしなかったのだ。KaoRiさんが受けた苦しみの内容もショックだったが、何より自分の想像力の無さを恥じた。

 

映画『百円の恋』

今更ながら見ました。安藤サクラが可愛すぎる。あと新井浩文がイケメン過ぎる。人を惹き付ける魅力とリアリティのある2人だな、と思った。安藤サクラがボクシングに励むところを見て、筋トレしたくなりました。あと、周りを取り巻く登場人物のクセが強すぎるんだけど、世間ってあんなもんなんでしょうか笑?冒頭の渾身の姉妹喧嘩も痛快で爆笑しました。良い大人の姉妹がつかみ合いの喧嘩して、お母さんそりゃ泣くよね。クセ強いけど見終った後には爽快感が広がる。恋愛モードの描写の安藤サクラ、本当に可愛い。

 

百円の恋 [DVD]

百円の恋 [DVD]

 

 

 

辰巳雄大主演舞台「雲の向こう、約束の場所

東京国際フォーラムのホールC、大きい会場での主演舞台。カーテンコールの時に、たくさんの共演俳優の方々とともに、センターに立つ辰巳くんを見て、心の奥底からおめでとう、と思った。

30代で学ラン!が話題になっていましたが、辰巳のまっすぐなキャラクターが高校生独特の青い感じにマッチしていたと思います。伊藤萌々香ちゃんや高田翔くんのみずみずしさも素敵でした。辰巳ちゃん、本当におめでとう。次やる役がまた楽しみになりました。ふぉ〜ゆ〜の「年中無休」もたのしみだ〜〜!

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映画『君の名前で僕を呼んで

まばゆい感じの恋愛ストーリーでした。主演のティモシー・シャラメの繊細な感じが良かったと思う。あんなに川や湖で泳いで遊ぶのかってぐらい水の中に入って遊んでいる。あと、登場人物が基本的にショートパンツを履いているんですけど、みんな少しずつ丈が短すぎでは、と思った。

おめかしは威嚇

お題「好きな作家」

私にとってはおめかしは威嚇。

日々の服は戦闘服だし、コートなんて身体ごとすっぽり、防御シェルターみたいな感じで守ってくれているじゃないか。正月に防御力強めな、足首くらいまで丈が長いコートを着ていたら、イタリアンのお兄さんに「ジブリみたいっすねー!それ!」と言われた。ジブリってどのジブリだろね…黒コートで思いつくのカオナシぐらいなんですけど…?

攻撃力高いアイテムはバッグ。昔、展示会の受付やった時に、色々なお客様のバッグをお預かりして、色々見ていると楽しかったし、とても立派なバッグを仕事用にしているお客様を見ると「負けてらんねえな!」みたいな謎の闘志が湧いてきた。でも4年間ぐらいバッグ変えてない、そろそろ変えたいんだけど。

昔、ドラマの「ストロベリーナイト」を見ていて、竹内結子演じる姫川が仕事バッグに赤のバーキンを使っていたのがうらやましくてずっとバーキンが欲しいって思ってた。バーキンなんて現実世界でお目にかかったことすらそんなに無いな、そういえば。夢は見るだけならタダだからいいか。

 

最近服にまつわる小説を読みました。

綿矢りさ『ウォークイン・クローゼット』と川上未映子『すべて真夜中の恋人たち』。

綿矢りさは、いつも「そうだよなあ!」と共感させてくれる心情描写が心地よくて良い。川上未映子は、読んでいると「うっっ……そうだ…けど…ちょいしんどいわ。」って思う。小説は生々しいリアルを描いているというか、少しぬるっとした質感がお好きな感じがする。でも、エッセイはめっちゃ笑えるし、からっとした方なんだろうなあと親近感が湧いてくる。

 

ウォーク・イン・クローゼット

ウォーク・イン・クローゼット

 

 

『ウォークイン・クローゼット』は二十代後半の、洗濯が趣味な女の子の話。幼なじみの女の子はタレント、男友達はアパレル販売員のアルバイトを渡り歩いている男の子、と出てくる登場人物もなんだかファッショナブル。主人公のクローゼットには“対男用”のデート服が並び、タレントの幼なじみのウォークイン・クローゼットには、スタイリストが選んだ、きらびやかで上質なブランドの洋服がずらりと揃う。デート服と、公の場に出るときの衣装。

“私たちは服で武装して、欲しいものを摑みとろうとしている。”

目的は違えど、2人にとって、自分のクローゼットにある服は戦闘服だ。

あと、個人的にとても共感したのは、自分の洋服を前に、「何を着たら良いのかわからない状態」に陥る場面。

“迷うなら、いっそ会う人にどう思われるか考えずに、本当に自分の好きなカッコをしてみたら?自分に提案してみるけど、こうしてクローゼットの中の服たちをベッドの上に出したら、本当に着たい服なんて一枚も無い。(中略)爪をかみ、散らばった服を眺めながら時間だけが過ぎてゆく。”

主人公は、常に会う人ごとにコーディネートを考えていたから、全く異なるグループの女友達と男友達に同時に会う約束をしてしまった時、何を着ていけばいいかわからなくなってしまう。

私の場合は、ちょっと非日常的なイベントがある時に起こりがちかな。舞台の時とか、都会に出かけなければいけない時とか。今まで何気なく着ていたコーデもなんか今日はしっくりこない、かといって冒険の組み合わせもピンとこない。何を着てもイマイチで、着たい服がクローゼットの中に無い。あの瞬間なんなんでしょう?本当に。結局イマイチなまま1日過ごしたことも何回もある。そういえば、服を買う瞬間は、持っている服との組み合わせは考えても、どんな時に着よう、ってことまではあまり考えないな、と気付いた。お出かけする時にも着られるだろうと思っていても、いつの間にか近所に行く時しか着ていないような服もある。

印象的だったのは、タレントの幼なじみが自分の服をありったけ段ボールに詰めて主人公にあげてしまう場面。自分を高めてくれる洋服達を、すっかり友達にあげてしまうその爽快感が清々しい。あと、もらった方の主人公は、すぐには着こなせないことに少しがっかりはするけど、自分なりに着こなしてみせるぞ!というポジティブな姿勢にすぐ変わっていくのが良いね!という感じ。今まで“対男用”の服しか持っていなかった女の子が、素敵な服を手に入れて、これから「自分」を磨いていくであろう予感をさせてくれるところが、良いなあファッションってそういうものだよなあと思いました。

 

すべて真夜中の恋人たち (講談社文庫)
 

 

『すべて真夜中の恋人たち』にも、友達が良い服をたくさん送ってくる場面がある。こちらはブランド服からヒール靴、新品の下着までトータルコーディネートの宅配便。

“聖の洋服がラックにまじってしまうと、まだそこにかかってあるわたしの服は何もかもが急に色あせてみえた。”

この後主人公は自分の服を捨て、もらった服を身につけてデートに繰り出すのですが、やっぱりデートの気持ちを盛り上げる服とか装いって大事なんやな。ちゃんと気分が盛り上がっている、浮ついた感じが描かれていて、キラキラとしたデートが展開される。心理描写と相まってロマンティックなシーンになっています。

まあ、この服を送ってきた友達、めっちゃ押しの強い感じで強烈。自己主張が強いことは素敵だし、この友達もいいやつなんだけど、何にせよ押しが強い。友達と主人公の言い合い(というか、この友達が一方的にけしかけてくる)のシーンがあるんだけど、友達の言っていることがとても核心を突いていて、私は「ウッッ」となりました。人付き合いが苦手な主人公に向かって、「他人と関わっていくのはそもそも面倒なこと、それを回避して自分は傷つかない場所にいながらセンチメンタルに浸っている生き方って楽だけどどうなの」みたいな指摘を畳み掛ける友達、まじ怖……と思いました。私も思い当たる節ありで、「あ、私もそれやってるわ…。」と思って若干反省した。

ちょっと話がそれますが、気の強い友達キャラ、好きです。この『すべて真夜中の恋人たち』における聖もそうだし、『図書館戦争』の柴崎とか、『はいからさんが通る』の環とかね。自分が思った事ストレートに言ってくれる人、しんどいけどありがたいのよね。

 

あと川上未映子ってとってもファッションが好きなんですね。インスタとか見てるとキラキラしているし、フリルとかリボンとか、キラキラとか、女の子が好きな王道!っていうディテールの服がお好きのようです!もっとクール美人系の人だと思っていたので意外だった。でもクールフェイスにフェミニンの組み合わせ、素敵。ファッションについてのエッセイ『おめかしの引力』も読みました。

 

おめかしの引力

おめかしの引力

 

 

 川上未映子コレクションの凄さにびっくり。いや、ベストセラー作家なのだから当たり前と言われれば当たり前なのですが、バーキンもケリーも持っていて、ドリス ヴァン ノッテンやアレキサンダー マックイーンのブラウス、トーガのワンピなどさすがに良い服をたくさんもってらっしゃる…!旦那さんはエディ・スリマンが好きとかおしゃれやなあ。

 

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面白かったのは、「ワンピースと納豆」のエピソード。新品のワンピとヒール、化粧もばっちりで向かった先はスーパー、結局納豆を買っただけで帰った、というお話なんだけど、「あるある〜」と声が出た。メイクアップして、おしゃれな服を着て、薬局だけ行って帰ってくることなど頻繁にある。私の場合は化粧終わったあたりで体力を半分ぐらい消耗して、出かける気力が維持できないからなのですが、川上さんはそれとは違い、おしゃれしたい欲が抑えられないから、キメキメの格好でなんとか出かけたい、という思いでスーパーに向かったという。ある種、おめかしモチベーションの高さを感じる。

あと、マノロ ブラニクのパンプスにも言及していて、マノロの靴は本当に歩きやすいのだと、改めて思った。こんなに誰もが口を揃えて「歩きやすい」というヒールなんて他にあるだろうか。

 

kyanakoforyou.hatenablog.com

 

 

『おめかしの引力』面白く読ませていただきましたが、ファッションエッセイってどうしてもトライ&エラーの話になるよなあ……とぼんやり思った。群ようこの『衣もろもろ』とかもそう。

 

衣もろもろ (集英社文庫)

衣もろもろ (集英社文庫)

 

 

みんな苦戦しながらおしゃれしている。そう思うと少し心強い。